過去の就職活動を振り返る。
振り返るときには、就職課に行って相談員にも手伝ってもらう手もあるよ。活用しよう。 |
しかし、
「まだ内定が取れていない過去を振り返って、意味があるの?」
と不安に思うかもしれない。でも安心して欲しい。内定が取れていなくても、君が歩んできた成果だからこそ、意味がある。
例えば、新しい就職本を買って、違ったやり方で一から自己分析をして自己PRを作り直すとしよう。すると2つのデメリットがある。
- 時間がかかる。
- その自己PRが通用するのか、試さないとわからない。
- 良かったところ・悪かったところを抽出する。
- 良かったところを伸ばし悪かったところを改善する。
では、就職活動を振り返る手順を紹介する。まず以下のプロセスを経た学生を題材にすると、
- 過去に10社受験した。
- 5社はエントリーシート(以下、ES)で落ちた。
- 2社はグループ面接で落ちた。
- 2社は個人面接で落ちた。
- 1社は最終面接で落ちた。
- 落ちた5枚のESと、通った5枚のESを見比べれば、通るESの書き方がわかる。
- 落ちたグループ面接(2社)と、通ったグループ面接(3社)を見比べれば、グループ面接突破のコツがわかる。
- 落ちた個人面接(2社)と、通った個人面接(1社)を見比べれば、個人面接突破のコツがわかる。
新しいことに挑戦することより、今までの自分を振り返って、良い所を伸ばし、悪い所を改善する。まずはこの基本にトライしてほしい。
※次のページで、とにかく就職活動を続けることを学ぶ!
※決して新しいことに挑戦することが全く可能性が無いと言っているわけではない。まずは、今までの自分を自省してから、これからのプランを考えて欲しい。結果、業界を変えるのはありだと思う。