「トランジション」は乗り越えて、力になる
さあ、書けましたか?「▲」と「+」、どっちが多かった?
「▲」が多い人、落ち込まなくていいよ。ほら、私もとてもたくさん「▲」があるよ。代表的な「▲」は、「失恋」、「バイト・部活でのいざこざ」、「最終面接落選」、そして最もマイナスに位置する「交通事故」「母の死」があります。
例えば「失恋」。そりゃあもう、落ち込みましたが、克服しているからこそ、現在妻がいるのでしょう。
「バイト・部活でのいざこざ」も辛かったけど、「同じ間違いはすまい」と自分にとっての反面教師にして、ポジティブに受け止めています(その割りに「職場のいざこざ」があるので、怪しいですが)。
「最終面接落選」だって、そりゃあもう、落ち込んだよ。悔しかった。でも結果的に入社した旅行会社での経験は無駄になっていないし、出会った人も今や私のとっての宝物。新卒で入社した旅行会社に、後悔は無いよ。
そして最後に、交通事故と母の死。交通事故は妻や友人のありがたさや健康の貴重さを心底理解できたし、母の死は親孝行できなかった忸怩たる想いはまだ残っているけど、その分父や妻に同じ思いをさせない決意ができた。
みなさんに気がついて欲しいのは、
- 「経験は決して無駄にならない」
- 「マイナス“▲”の経験こそ、将来の自分の糧になる」
- 「過去の“▲”こそ、今の自分の糧になっているはず」
- 「全部プラス“+”の人生より、面白いじゃないか!」
ということなのです。
昨日の面接落選だって「落ちたからこそ」分かったことがあるはず。
就職に悩む自分だって「真剣だからこそ」悩んでいるのです。
人生にかかわること。今悩まなくて、いつ悩む?
止まない雨なんてない。ずっと“▲”なんて、ありえない。
ヒーローが窮地に陥らない映画なんて、面白くない。
こう考えれば、必ず「トランジション」は乗り越えられると思いませんか?
そして、「トランジション」を乗り越えることができたら、とても強くなれると思いませんか?
※さあ、次のページで、『終わりなき旅』と就職活動を重ねて考えてみよう。