以下の方程式に当てはめてみよう!
長年の研究の成果をついに発表します。その名も、スーパー自己PR作成法「whywhy(ファイ・ファイ)」。
何にも悩まず、以下の方程式を使ってやってみてください。
BPR(自己PR)=DPR(やりたいこと)×why1×why2×why3
※BPR=ブラッシュアップされた自己PR
※DPR=なんとなくやりたいこと。デフォルトのPR。
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■計算例・その1「旅行会社に入りたい学生」
DPR=「旅行が好きだから」
why1=「なぜ好きなの?」
→「大学2年の時インドに行って感動したから」
why2=「なぜ感動したの?」
→「お金を騙し取られたり、砂漠でサソリに刺されたり、竜巻に巻き込まれたり、火葬を観たり…とにかく日本じゃ絶対出来ない経験を通して、自分の心に奥行きが出来たから」
※エピソード
why3=「なぜその会社に入りたいの(入ってどうするの)?」
→「私が感じたように、学生向けに素晴らしい経験ができる旅を創りたい」
※BPR
■計算例・その2「銀行に入りたい学生」
DPR=「なんとなく安心だから」
why1=「なぜ銀行は安心なの?」
→「今不景気だし、銀行なら歴史あって安定してるし、親も喜ぶし…」
why2=「なぜ安心したいの?」
→「お金って生活の基盤じゃないですか。私の親は、私が生まれてから大学進学するまで、いろんなシーンでお金を貯金したり、ローンで借りたりなどいろいろ銀行にお世話になった。安心だからそこまで頼れるんですよね」
※エピソード
why3=「なぜその会社に入りたいの(入ってどうするの)?」
→「私が感じている安心を、もっと向上させて、お客様の生活に潤いを与えたい。お客様の生活に根ざしたサービスを考えていきたい」
※BPR
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ね、何だかいい感じの自己PRになるでしょ。自分のやりたいことをブラッシュアップした自己PRなら、面接で何を突っ込まれようが怖くありません。だって一番言いたいことだから。一番ピュアな自分だから!
★計算のポイント!
- why1は素直な気持ち!
とにかく悩まず率直に書こう。飾らない言葉で。ここで凝っちゃ駄目だよ。
- why2はなぜそう思ったのかのエピソード!
必ず自分の実体験を引っ張り出そう。推論や一般論を書いちゃ駄目!!実体験に勝る説得力は無い。
- why2は消費者の観点でできること!
“私が感じたように…”と始めて、why2で引き出したエピソードを元に「ユーザーの視点」で書こう。プロしかわからない専門的視点で絶対に書かない!消費者の声が最強です。
※次のページでさらなる「whywhy(ファイ・ファイ)」活用法!