忍法一「トップアスリートの気分」の術
私はいつも思うんだけど、オリンピックや世界選手権大会の選手達は、よくもまあ心身とも最高の状態で、あの一瞬の勝負に挑めるなあと感心します。きっと選手達は、練習はもちろんなのですが、それと同時にあの瞬間に全力を出すための心や身体のコントロールをしているのでしょう。だっていくら練習を積んでも、いくら実力があっても、その実力のすべてを本番に出せなければ、表彰台には立てませんから。面接だって同じ。心身ともベストの状況で挑まなければなりません。
例えば、面接の時間が朝早くても、眠かったりしてはいけないのです。カップラーメンの食べすぎで胃がもたれていても駄目なのです。つまり、その時間にフルパワーになっているように、夜更かししたり偏った食事をするのを一切やめて、身体と心をいい感じに保つことが非常に大切なのです。それは、面接の前の日だけ早く寝るなど一夜漬けでは駄目。日頃から修正しなければいけません。
面接はたった十数分で全てを出し切る集中力が必要。とにかくその瞬間に全力が出せるように、食事や睡眠、適度な運動を心掛けましょう。トップアスリートの気分になって、必ず実施してください。少なくとも本番1週間前から!
あと、私の会社でよく言われている話「大切なことを決める会議を夕方にするな」。なぜなら、夕方になると人間の身体は「そろそろ寝ましょう」と思考回路が閉じていくからです。そんな時に大切なことを決めるなんていい結果は出ません。だから一般的に大切な会議は10:00~15:00の間に設定されます。大切な営業のアポイントメントもそうです。体調のいい時間に行かないと、いいプレゼンは出来ない。
面接だって同じこと。
夕方になると、面接官も「面接疲れ」してるし、みなさん自身も「就活疲れ」していて、よろしくありません。よって、アポイントメントを、10:00~15:00の間になるよう、選べる場合は心掛けて下さい。できるだけ夕方は外したいものです。私の過去の実体験を考えても、夕方や夜の面接はろくなことがありません。ほんとに。
以上、当たり前のことだけど、結構できていない人、いるんじゃないかな?