大学生の就職活動/就職活動の選考対策

面接での質問は、たった3つ!(7ページ目)

「面接で何を聞かれるのか分からない!怖い!」というみなさん、面接で聞かれる質問は、たったの3つです。その3つの答えを考えておけば良いです。ほら、少し気が楽になりませんか?

執筆者:見舘 好隆

質問3「会話できるの?」


当然解答は「会話できます!」です。でもこればっかりは自己PRや志望動機のように作っていくものではありません。実際に面接で「会話=コミュニケーション」していることを見せるだけの話です。

さて、「会話できるの?」質問例と翻訳です。
  • 「緊張していますか?」
  • 「今日は蒸し暑いね」
  • 「昨日W杯サッカー、熱中したよね」
  • 「今日は電車混んでなかった?」
  • 「ランチ何食べた?」
  • 「その服似合うね」

翻訳すれば「さあ、会話しましょう!普段通りのあなたを見せてください」ということです。ここで「はい」「いいえ」だけでは、会話が続きません。会話を続かせることを考えてください。普段あなたが友達や恋人、家族としていることですよ。
  • 弊社には向いていないようですね。他社を検討してはいかがですか?
    (さて、どう切り返すかな?本当に入りたいのかな?)
  • そんなことも知らないのですか?
    (さて、どう切り返すかな?本当に入りたいのかな?)
  • 当社は第何希望ですか?(内定出したら来るの?)
  • デートの約束があるとき、残業を命じられたらどうしますか?
    (さて、どう切り返すかな?とにかく会話をしよう)

これはすべて「会話をしようよ」という面接官の投げかけであって正解なんてありません。会話が続けばいい。また、決して圧迫面接ではありません。面接官はいじめるのが仕事ではない。投資に値するかを吟味しているだけなんです。
  • 何か聞きたいことはありますか?(君に最後のチャンスを与えよう)
  • 何か言い残したことはありますか?(君に最後のチャンスを与えよう)

これは最後に必ず聞かれる質問。「ここで話さないなら、絶対採用はしない」という質問です。例えばあなたが家電販売店に行って、店員に「このテレビは他の商品より何が優れているの?」など聞いたのに、店員が「別にありません」と答えたら、腹が立ちませんか?ちゃんと仕事をしろと思いませんか?


分かっていただいたでしょうか。面接はこの3つ質問しか聞かれません。質問自体より「質問の意図」を考えましょう。面接官の「心」を推し量りましょう。「質問の意図なんてわかんない!」「面接官の心なんてわかるわけない」なんて言わないで。だって、この3つしかないんだから。

少しは面接が楽になったでしょ?



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