限界に挑戦することで、手に入れられるものがある。
仕事で辛いことがあったときのリフレッシュ法を聞いたところ、「さっさとその問題を潰すことです。時間が経つから心が痛むのです」とのこと。ごもっともである! |
「限界に挑戦する力を得るためですよ。」
就職活動中のみなさんなら、わかるだろう。そう「自己効力」だ。面接で窮地に陥った時に発揮される「底力」だ。
就職活動はもちろん、ビジネスにおいていつも順風満帆なんてあり得ない。追い込まれたとき、落ち込んだときにこそ這い上がることが出来る力の有無こそが、就職活動及びビジネスの成否を決めると言っても過言ではない。
考えてみればわかる。面接でコテンパンにやられた時、第一志望の会社に落ちた時、この「自己効力」が無いと、かなり長期間へこんでしまう。へんこんでいる間も、選考は進んでいく。気が付いたらもう受けたい会社の選考が終わってたなんて、目も当てられない。
逆に「ふん、この会社には縁が無かったんだ。この会社よりいい会社の内定が取れると思ったら、ラッキーじゃないか!」と心を切り替えることで、幸運を呼び込むほうが良いに決まっている。
限界に挑戦する試みも、大学時代に経験しておいた方がいいことは、確かだ。
※「自己効力」を持つものだけが手に入れる幸運のことを、「セレンディピティ(SERENDIPITY)」と呼ぶ。セレンディピティについては、近々記事を書くね。
「休日も仕事のことばっかりだと、息が詰まりませんか?」
私は何度も聴いた。でも野坂さんは、
「全然。だって仕事が一番楽しいから」
と答える。これが急成長するベンチャーの原動力なのだろう。
でも私はしつこく聴いてみた。
「私の息抜きは『Mr.インクレディブル』を観ることです。スカッとするんですよ! 野坂さんの“小さな息抜き”を教えてください!」
こっそり教えてくれた。
「車の中で、尾崎豊を熱唱することです…。」
ベンチャーの社長の肌の温もりに少し触れることが出来て、ほっとした。