不況のためか、特に働き盛りの30~40代の方の労働時間が長くなっています。正規の職員・従業員であれば、週60時間以上の割合が高まっており、仕事による疲れやストレスを感じる方の割合も高くなっています。

こうした職場環境の悪化からか、職場の上司や同僚、後輩などによるセクハラ、パワハラ、モラハラ…など、職場でのハラスメント(精神的暴力)が話題になっています。今回はこうした職場でのハラスメントに遭わないための予防法と被害を受けた場合の解決方法を紹介します。

ケース1:食品メーカーに勤める営業、Bさん28歳(女性)

増殖する問題上司・3つの事例
できる上司が、問題上司に変身した事例を紹介します。
食品メーカーに勤めるBさん28歳(女性)、スーパーなどの大規模小売店への営業を担当しています。事務職から異動してきてもう1年。やっと仕事のコツもつかんできたな、と感じ始めた或る日のこと・・・・・・・・。
「なんだあ、この見積もりはあああ、担当のB!説明しろおおお!!」と部長の怒鳴り声が部屋中にひびきわたりました。あわてたBさん、自分の書いた書類をみて真っ青。金額が一桁違っていたのです。「そんな・・・。」

そこへ出てきた直属の上司である課長。「部長、申し訳ありません。私のチェックミスです。すぐにBを同行して説明にいきますので」とナイスフォロー。Bさんは課長にひきずられるように会社を出て顧客のところへ謝罪にいきました。ふたりでひたすらお詫びをし、顧客からはさんざんイヤミを言われながらもどうやら一件落着。「課長、どうもありがとうございました。」「いや、とにかくなんとかなってよかった。今日は帰りに乾杯でもしないかい?」Bさんここで断るわけにもいかず、その夜は課長とにぎやかな女将のいるおでんやへ。お酒もおでんも美味しくて、Bさんも課長の冗談に笑っていたのですが・・・・。

問題はそれからでした。その日から課長からのお誘いが頻繁になったのです。最初はBさんも無下に断ることもできず何度かお付き合いをしていました。しかし飲む場所も、にぎやかなお店から、二人きりという感じの静かなバーへとかわっていきなにやら変な雰囲気に・・・、さすがにBさんも、だんだん誘いを断ることが多くなっていきました。すると・・・・・「Bくん、あの時私がフォローせず、君がしくじっていたら大変な損害だったんだよ。それをわかっているのかい。減給もあったかもしれないよ」と付き合いを要求される始末。直属の上司だけにBさんは毎日が憂鬱です。「私のどこが悪かったのかな、もう会社やめちゃおっかなあ」
Bさんの解決策はそれしかないのでしょうか?

女性に対するセクハラは、法律で規制されている!

仕事上での女性に対するセクハラは、男女雇用機会均等法に指針があり、事業主はそのような被害が生じないよう雇用管理上配慮することが定められています。つまり、セクハラが発生した場合、企業はその責任を負うのです。1人で悩むのではなく、身近な同僚や他の上司への相談。会社に相談窓口などへ相談してみましょう。
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