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『利益が出ているのに倒産』のナゼ その1(2ページ目)

会社の状態を判断するとき、何がその判断材料になるでしょうか?多くの人は『利益』を思い浮かべるのではないでしょうか?でも、「利益さえあれば、何とかなるさ」という考えで、大丈夫なのでしょうか?

執筆者:森 康博


『利益』があるところ『お金』あり?

『利益』とはいったいどのようなものなのか、その詳細は以前の記事をご参照いただけば良いかと思いますが、要するに「もうけ」のこと。
100円で仕入れたものを150円で売れば、差し引き50円が「利益」となるわけです。

この流れを、前のページの社長をはじめとして、経理にあまり馴染みのない人々が考えると、次のようになるかと思います。
おかねあるじゃん
この例のとおり考えると、やはり、利益の分だけお金が増えて当たり前のように思えますよね。


  1. 最初に会社は100円お金を持っている。
    (現金残高 100円)
  2. 仕入先から100円のものを仕入れて、代金を支払う。
    (現金残高 100-100= 0円)
  3. 得意先にその商品を150円で売り、代金をもらう。
    (現金残高 0+150= 150円)
  4. そんなわけで、会社には150円あるはずじゃ!

これら一連の取引で、最初に持っていた100円に加えて、利益相当の50円が加わった150円が手元に残る。
たしかに、そのとおりになっても良いような気がします。

『気がします』と、いうことは……?
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