年末調整の書類…順調に回収できていますか?
事務担当者にとっては書類のチェックや計算等、今がまさに本番。社員のフトコロに直接関係してくる手続ですので、どうぞ慎重にすすめて下さいね。
ところでこの年末調整事務。「オフィシャルマニュアル」としては、国税庁が発行している「年末調整のしかた」があります。
説明会等で配布もされますし、ダウンロードすることもできます。
平成19年分 年末調整がよくわかるページ(国税庁)
まずはここから。PDFファイルでダウンロード、また、動画で見ることもできます。
ベテランさんなら十分かもしれませんが、はじめて担当する方は、これだけではちょっと不安かもしれません…。そんな方のために毎年この時期、年末調整関係の書籍が発売されている事はご存知でしょうか?
「年末調整のしかた」ではわかりにくい部分を、各誌独自の解説やQ&Aを加える等で、担当者にやさしく説明したものです。
例えば、税務研究会より発行されている「わかりやすい年末調整の手引 (平成19年版)」。
これについては、「年末調整のしかた」には掲載されていません。「オフィシャルマニュアル」としては、「給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引」があり、こちらも説明会等で配布され、ダウンロードもできます。
平成19年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引
法定調書は社員の年税額が確定してから取り掛かるもの、また、「不動産使用料等の支払調書」等、社員の源泉徴収にかかわるものだけでないので、一連の事務を同じ方が担当するケースは少ないかもしれませんが、年末調整関係の書籍は、この法定調書の作成方法までフォローしています。
「わかりやすい年末調整の手引 (平成19年版)」では、「付録」として、支払調書等の記載例が収録されています。
年末調整事務全てを担当している方にはもちろん、年末調整の一連の流れを学んでおきたい方にも、役に立つと思うのです。
ちなみに、年末調整関係書籍は、「毎年改訂していますので、新しい版ができましたら前年度版は絶版としています(税務研究会)」とのこと。
購入するタイミングは、ホント今しかないですよね…。書店で見かけたら、ぜひ手にとってみて下さい。また、今年は必要なかった、という方も、こういった書籍が発売されることを、来年のために覚えておいて欲しいと思います。
■関連リンク
税務研究会
今回紹介した「わかりやすい年末調整の手引 」等書籍の他、事務担当者向けの月刊誌「スタッフアドバイザー」の発行も。
平成19年分 年末調整がよくわかるページ(国税庁)
まずはここから。PDFファイルでダウンロード、また、動画で見ることもできます。
年末調整関連書籍(Amazon.co.jp)
事務担当者にとっては書類のチェックや計算等、今がまさに本番。社員のフトコロに直接関係してくる手続ですので、どうぞ慎重にすすめて下さいね。
ところでこの年末調整事務。「オフィシャルマニュアル」としては、国税庁が発行している「年末調整のしかた」があります。
説明会等で配布もされますし、ダウンロードすることもできます。
平成19年分 年末調整がよくわかるページ(国税庁)
まずはここから。PDFファイルでダウンロード、また、動画で見ることもできます。
ベテランさんなら十分かもしれませんが、はじめて担当する方は、これだけではちょっと不安かもしれません…。そんな方のために毎年この時期、年末調整関係の書籍が発売されている事はご存知でしょうか?
「年末調整のしかた」をよりわかりやすく
年末調整関係の書籍は、今年なら「19年版」という風に、法律改正による変更点が加えられたものが、毎年10月末から11月初旬にかけて発売されます。「年末調整のしかた」ではわかりにくい部分を、各誌独自の解説やQ&Aを加える等で、担当者にやさしく説明したものです。
例えば、税務研究会より発行されている「わかりやすい年末調整の手引 (平成19年版)」。
わかりやすい年末調整の手引 (平成19年版) 税務研究会 ISBN: 4793116396 |
「年末調整のしかた」には掲載されていない、ケース別の年税額の計算例…具体的には、
・中途就職者の前職分給与を加算して年末調整を行う場合
・住宅借入金等特別控除額があり、本年最後に支給する賞与で年末調整をする場合
・本年最後に支給する給与よりも先に支給する賞与で年末調整をする場合
等が、源泉徴収簿の記載例とあわせて紹介されています。
社員一人一人の年税額を計算し、源泉徴収簿を作成する事務は、扶養家族の有無や、保険の加入状況など、ケースによって計算のパターンが違うため、初心者には理解するのに時間がかかるもの…自分が担当しているケースに似たものがあれば嬉しいですよね。
年末調整事務のすべてをフォローする
社員一人一人の年税額を正しく計算することは、 年末調整事務で最も大切なことではありますが、会社にとって年末調整事務の「ゴール」は法定調書を作成し、1月末日迄に提出することです。これについては、「年末調整のしかた」には掲載されていません。「オフィシャルマニュアル」としては、「給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引」があり、こちらも説明会等で配布され、ダウンロードもできます。
平成19年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引
法定調書は社員の年税額が確定してから取り掛かるもの、また、「不動産使用料等の支払調書」等、社員の源泉徴収にかかわるものだけでないので、一連の事務を同じ方が担当するケースは少ないかもしれませんが、年末調整関係の書籍は、この法定調書の作成方法までフォローしています。
「わかりやすい年末調整の手引 (平成19年版)」では、「付録」として、支払調書等の記載例が収録されています。
年末調整事務全てを担当している方にはもちろん、年末調整の一連の流れを学んでおきたい方にも、役に立つと思うのです。
ちなみに、年末調整関係書籍は、「毎年改訂していますので、新しい版ができましたら前年度版は絶版としています(税務研究会)」とのこと。
購入するタイミングは、ホント今しかないですよね…。書店で見かけたら、ぜひ手にとってみて下さい。また、今年は必要なかった、という方も、こういった書籍が発売されることを、来年のために覚えておいて欲しいと思います。
■関連リンク
税務研究会
今回紹介した「わかりやすい年末調整の手引 」等書籍の他、事務担当者向けの月刊誌「スタッフアドバイザー」の発行も。
平成19年分 年末調整がよくわかるページ(国税庁)
まずはここから。PDFファイルでダウンロード、また、動画で見ることもできます。
年末調整関連書籍(Amazon.co.jp)
わかりやすい年末調整の手引 (平成19年版) 税務研究会 ISBN: 4793116396 |
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年末調整の仕方と1月の源泉徴収事務―はじめての人にもよくわかる (19年版) 日本法令 ISBN: 4539744941 |
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年末調整のしかた (平成19年版) 大蔵財務協会 ISBN: 4754714369 |
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年末調整の実務と法定調書の作り方―初心者にもできる (平成19年分) 納税協会連合会 ISBN: 4433301078 |