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「電子黒板」…何ができる?どう使う?(2ページ目)

まだまだぴんと来ない方も多い「電子黒板」。そもそも何?何ができるの?どんな種類があるの?…調べてきました!

執筆者:平井 実穂子

紙だけでなく、データで残せる

会議の内容をプリントできるのは便利。
ですが、会議に参加できなかったメンバーにそれを配りたい時どうしましょう…。
社内のメンバーなら後で配ればいいですが、遠方のメンバーにはFAXというのも面倒です。

ボードの画面を画像データで保存できる機能のある電子黒板を選べば、メールに添付して送れますし、ワードやエクセルに貼り付けて加工することができて便利です。
画像の取り込み方は、USBでパソコンに繋ぐ他、ボードにメモリーカードスロットがあるタイプも。パソコンのない会議室でも気軽に画像を取り込めて便利ですね。

パナソニックUB-2815C
カラー印刷できるスチールボードタイプ
2006年11月発売

ボードをまるごとスキャン!
スチールボードタイプ

ところで、「電子黒板」のボード面は、おおまかに2種類あるってご存知でしたか?

ひとつは「フィルムボードタイプ
前のページでhussey様が書いて下さった、
「印刷ボタンを押して、ボードのスクリーン(?)がガーッと動き出す」タイプです。

もうひとつは、ボード上をスキャナーが移動する、「スチールボードタイプ
スチールボードタイプの利点は、ボード上にあるものを丸ごとスキャンできることです。

ボードがスチールなので、検討中の資料を、マグネットで貼り付けておくことができます。
その上に直接書き込んで、資料と書き込みを一気にスキャン!A4に縮小して印刷してくれます。
もちろん画像データとして保存できるタイプも。

定型フォームをマグネットシートで板面に貼り、その上から日々の情報を書き込んで日報として配布する、という使い方をしているケースもあるそう。アイデア次第でいろいろ使えそうです。

これは譲れないかも…フィルムボードタイプの利点

ここまで読むと、「スチールボードタイプっていいな~今度はこっちが欲しい!」と思われるかもしれませんが、フィルムボードタイプにもスチールボードタイプにはない利点があるのです。

それは「面数」。
スチールボードタイプは表と裏の2面しか使えませんが、フィルムが横移動するフィルムボードタイプは、4面使えるものも。
長~い会議などで、面を変えて使うことが多ければ、フィルムボードタイプじゃないと対応できません。
買い替えを検討される時は、気をつけて下さいね。

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