大きな会社のメリット、小さな会社のメリット
1000人のコンサルタントがいる会社は、全方位的に仕事を請けられる。製造業も、通信業、化学も、官公庁も、どの分野でも専門のコンサルタントがいる。なので、コンサルタントへ仕事を発注する側からみればワンストップで頼めるということです。また、大きな案件に対応できる。世界20箇所の支店で同時に改革を進めるので、コンサルタントを100名よこしてほしい、などという案件には、規模のおおきな会社でないと対応できません。
でも、社員数が50名の会社でも、仕事は紛れもなくコンサルタントの仕事です。
弁護士を考えるといいかもしれません。20人の弁護士団を作って戦う場合、大手に頼まないと弁護士の数を確保できません。
といって、3名の弁護士事務所が、大手弁護士から依頼をうけて下請けをしているわけではなく、3名の事務所は3名で弁護士サービスを提供しているわけです。その場合、大手だから上流なのではなく、サービス内容は弁護士の専門内容次第ということがお分かりだとおもいます。
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