コンサルタントと医者の違い
コンサルタントは企業の医者であるとよく表現されることがあります。これについては、なるほどと思う反面、かなり違うと思う点もあるんです。同じような表現で扱われる医者とコンサルタント、私は、根本的に違うものと感じています。最近、胃の調子が悪く、医者にかかったので、そのときのプロセスをよく観察してみました。
「一週間ほど胃が痛くて、とくにご飯をたべたあと痛い・・うんぬん」と申すと、ベットに寝かされ、お腹の当たりを押されて、どこが痛いかを質問され、そのあと、「薬を出すので飲むように」といわれました。以上5分ほどです。
薬は食後に飲む薬が2種類。「胃の粘膜を保護し、良くする薬です」と書いてありましたが、それ以上よくわかりません。
いったい、私はなんの病気だったのか、なにがどうなっているのか、さっぱり分からないのですが、とにもかくにも、薬というソリューションだけは手に入りました。
- ソリューションだけが提示される
- そのソリューションを使う理由・効果がよくわらないが、使うとなおるらしい
というのが医者の診察です。果たしてこれで、患者は納得するのでしょうか。