コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

女性コンサルタントの働き方(3ページ目)

女性にもコンサルティングファームは人気の就職先になってきたようです。実際のところ、女性がコンサルタントとして働くには、どのような有利・不利があるのでしょうか?今回は、その点の事情を、実際に働いている女性コンサルタントに聞いてみました。

執筆者:大石 哲之

●気になる制度面でのバックアップ

どこの会社も、女性として働いていく上で必要となる制度は完備されています。
例をあげれば、産休、育児休暇、生理休暇などは当然の権利として認められており、多くの女性コンサルタントが利用しています。

優秀なコンサルタントというのは、会社にとってかけがえのない存在で、辞めてもらってはこまるわけです。一方、女性がコンサルタントとして働くことは大変だという認識と理解があり、そこで頑張る人を育てよう!と支援する体制が整いつつあります。

前出の、アクセンチュア本井パートナーがコメントしていたので、引用してみます。

アクセンチュアでは、部署によってはクライアント(担当企業)との打ち合わせなどが中心で、社内でのコミュニケーションが希薄だったり、同じプロジェクトに女性がいない、という環境の女性社員が多いそうです。女性特有の結婚や出産といった節目はもちろん、業務の中でしっくり行かないことがあったりしたときに、誰に相談すればいいかなどが、なかなかわからないことがあります。

メンタリング制度はそうした女性社員をサポートするためのもので、イントラネットの専用ページに書き込んで申し込むと、日本のGPtWWを運営する本井稚恵パートナーともう1人の2人だけに届き、彼女らが相談内容や希望に応じてメンター役をマッチングします。


今後はもっともっと女性コンサルタントが活躍しそうですね。
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