どう活用すべきか?

このフレームワークですが、確かに有用です。このようにシナリオごとの論点をしっかり頭にいれておくことで、いきなりのケースを出されて頭が真っ白になってしまい、何から議論していいのかまったくわからないという状態は防げるのではないかと思います。

一方、何でもかんでもこういったフレームワークに当てはめようとする人が出てくるという弊害もありそうです。フレームワークが悪いのではなく活用の仕方が悪いのですが。結局はフレームワークを覚えたからといって、戦略ファームに合格できるほど甘くはありません。

豊富な事例も有用です

本の後半には、実際の面接のやり取りが、36個掲載されています。ピックアップしてみると

「カナダの高速鉄道事業 参入すべきか?」
「ニューヨークオペラ 成長戦略を策定せよ」
「半永久的に切れない電球はいくらに価格設定すべきか?」
「IBMの市場参入に対してどのように対応すべきか?」

といった面白い問題が並んでいます。これを、実際に面接官と転職希望者が面接のやり取りをしている実録がのっており、臨場感あふれます。実際の面接において、どのようにやり取りが進むのかを理解、予習するためには、パーフェクトな参考書だといえましょう。