問いを発することが、「コンサルタント」には求められる
「アナリストクラス」では、「営業目標をどうやって立てているかB支店の例をしらべる」という具体的な作業をこなすことが目標でした。「コンサルタント」クラスに求められているのは、こうした問いを発して、それをアナリストに指示することです。
何を調べ、何を検証すれば、与えられた課題がクリアーになるのか。課題に対して自ら問いをたてること。コンサルタント用語では、「問題の解決方法を考える」といったりもします。
仮説設定→検証→結論づけ→方向性修正
という一連のサイクルが自己完結的にできるようになること。
「あるパートに対して、自己完結的に解決できる」がコンサルタントに求められることだ、と書きましたが、「自己完結的に解決できる」というのが、まさにこのことを指しています。
1つのパートが、自己完結的にこなせるようになると、次第に複数のパートをまかされるようになります。そして、すべてのパートが一人でできるようになれば、マネージャー昇進です。
「コンサルタント」レベルに必要なスキル まとめ
- 人間性: マチュリティー
- プロフェッショナリズム: 自己管理、職業倫理
- コミュニケーション: 理解力、論理的表現力
- リーダーシップ: 同僚、クライアントチームとの良好な強力関係
- 問題解決:特定問題の解決
- 自己完結型に取り組みうる課題: 全社診断、事業戦略
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