コンサルティングファーム出身の社長はこんなに多い

「マッキンゼーマフィア」という言葉をご存じですか?

大手コンサルティングファームであるマッキンゼー出身の経営者が、次々と有名企業の社長や幹部に就任しています。いいかたは悪いですが彼らが業界を「牛耳って」いるさまを評して、「マッキンゼーマフィア」とアメリカのメディアが呼びはじめたのです。

米国では、コンサルティングファームの有力コンサルタントが、大企業やベンチャー企業の社長にスカウトされることは珍しくないことです。

最も有名なのは、(先日引退してしまいましたが)IBMのルイス・ガースナー会長でしょう。ガースナー会長は、瀕死の危機にあったIBMをわずか数年で再生させ、その復活劇は、米国産業界の伝説とまでいわれています。
他にもアメリカンエキスプレスのハーベイ・ゴラブ、ロータス社を大成長させたジム・マンジーなどが有名です。
倒産こそしてしまったが、かつてない急成長を遂げたエンロンのジェフリー・スキリングもマッキンゼー出身である。経営者ではないですが、著名なコンサルタントとして、トム・ピーターズなどもいます。

日本においても、コンサルティングファーム出身者が社長に就任するケースは、米国にくらべれば少ないものの、着実に増えています。

ERP最大手のSAPジャパンの藤井社長がマッキンゼー出身です。ミスミ社長の三枝氏は、ボストンコンサルティンググループ出身です。
アクセンチュアからも統計ソフトウェア大手のSASジャパンに経営者を輩出してます。ユニクロのファーストリテイリングにも、マッキンゼー出身の経営幹部が居ます。

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