▼「それは別問題!」と主張したいときに
▼英語での例文
▼例文の解説
「それは別問題!」と主張したいときに
論点のズレを指摘しよう |
また、言い争いという場面でなくとも、一般論と各論では答えが異なってくる場合もあるでしょう。たとえば、普段はリベラルで人種差別には敏感な白人の夫婦が、自分の娘が黒人のボーイフレンドを連れてきたとたんに「それとこれとは違う」といった言い方をすることがあるかもしれません。
このように、「それは別問題だ」「各論には当てはまらない」という事態に陥ったとき、どのように切り返せばよいのでしょうか?
英語での例文
さっそく、すぐに使える英語表現をご紹介します!That's a different issue.
(それは別の論点です)
This is a different problem.
(これは別の課題です)
この例文は、ほんとうにそのまま使えますので、丸暗記をしてしまってOKな文章です。
いずれも、「それとこれは別」という切り分けをしている表現なのですが、実はこのふたつのニュアンスは大きく異なるのです。日本語にしてしまうとあまり大差ないように見えますが、英語ではどのような意味の違いになるのでしょうか?
例文の解説
実は、ポイントは、「issue」と「problem」の違いにあります。「issue」は単に論点について述べているのに対し、「problem」という表現を使うと「これが問題である」というニュアンスが加わります。たとえば、「personal issue」と言えば、「個人的な事情・事柄」といった意味になりますが、「personal problem」と言えば、「あいつの問題」となり、かなり深刻な雰囲気が漂います。
もし、あなたが上記の表現のいずれかを使うというシチュエーションが訪れた場合には、くれぐれもニュートラルな事柄に対して「problem」を使わないようにしましょう!さもないと、「あの人、これを問題だととらえているのね」とあらぬ誤解を受けてしまうことになります。
「それはちょっと違うんじゃないの?」と思ったときには、とっさにこの表現を使ってみましょう!
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