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「それは別問題!」と主張したいときに

ディスカッションをしていて、「それは別問題だろう」と思えるようなシチュエーションって結構ありますよね。英語で話しているときに、そんな論点のズレを指摘するにはどうすればよいでしょうか?

執筆者:須子 はるか

ディスカッションをしていて、「それは別問題だろう」と思えるようなシチュエーションって結構ありますよね。英語で話しているときに、そんな論点のズレを指摘するにはどうすればよいでしょうか?


「それは別問題!」と主張したいときに
英語での例文
例文の解説


「それは別問題!」と主張したいときに

「それは別問題!」と主張したいときに
論点のズレを指摘しよう
議論をしていると、どうしてもいろんなたとえなどを使って相手を説得しようとするものです。英語でもそれは同じこと。ただし、もしかしたら日本語で言い争うときよりもさらに極論が飛び出すこともあるかもしれません。

また、言い争いという場面でなくとも、一般論と各論では答えが異なってくる場合もあるでしょう。たとえば、普段はリベラルで人種差別には敏感な白人の夫婦が、自分の娘が黒人のボーイフレンドを連れてきたとたんに「それとこれとは違う」といった言い方をすることがあるかもしれません。

このように、「それは別問題だ」「各論には当てはまらない」という事態に陥ったとき、どのように切り返せばよいのでしょうか?



英語での例文

さっそく、すぐに使える英語表現をご紹介します!

That's a different issue.
(それは別の論点です)

This is a different problem.
(これは別の課題です)

この例文は、ほんとうにそのまま使えますので、丸暗記をしてしまってOKな文章です。

いずれも、「それとこれは別」という切り分けをしている表現なのですが、実はこのふたつのニュアンスは大きく異なるのです。日本語にしてしまうとあまり大差ないように見えますが、英語ではどのような意味の違いになるのでしょうか?



例文の解説

実は、ポイントは、「issue」と「problem」の違いにあります。「issue」は単に論点について述べているのに対し、「problem」という表現を使うと「これが問題である」というニュアンスが加わります。

たとえば、「personal issue」と言えば、「個人的な事情・事柄」といった意味になりますが、「personal problem」と言えば、「あいつの問題」となり、かなり深刻な雰囲気が漂います。

もし、あなたが上記の表現のいずれかを使うというシチュエーションが訪れた場合には、くれぐれもニュートラルな事柄に対して「problem」を使わないようにしましょう!さもないと、「あの人、これを問題だととらえているのね」とあらぬ誤解を受けてしまうことになります。




「それはちょっと違うんじゃないの?」と思ったときには、とっさにこの表現を使ってみましょう!

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