海外起業のプロセス
さぁ、起業を思い立ったら具体的にあれこれ調べなくてはいけません。起業する上で考えておかなければいけないこと、やっておかなければいけないことを確認しておきましょう。1)海外起業の目的を明確にする
なぜ海外なのか?なぜその国なのか?なぜその業界なのか?なぜあなたでなければならないのか?徹底的に掘り下げて、 海外で起業するという選択に自信がもてるようになるまで突き詰める。ここをおろそかにすると、後で行き詰ったときにリカバリーができなくなるので、ある意味最も大事なプロセスです。
2)現地へ飛ぶ
バーチャルカンパニーでない場合には、必ず現地へ足を運び、事前に十分その国の特定業界に関して調べることが必要です。実際は、現地にある様々なマーケティング調査やコンサルティングの会社をうまく利用することが効果的な方法でしょう。
3)ビジネスプランを作成する
調査の結果を踏まえてビジネスプランをたてましょう。この中には、企業理念、環境分析、サービス概要、収支計画などを必ず含みましょう。金融機関への資料になることはもちろん、自分自身のアイディアを論理的にまとめていくことの意味は大きいです。
4)資金調達
自己資金でまかなえればそれに越したことはありませんが、実際には融資や投資を受けなければならないことがほとんどです。海外の国の中には、資本の内外にかかわらず様々な制度を設けている国もありますので、現地の機関に積極的に問い合わせることをオススメします。
5)法人格取得
海外で法人格を取得するためには、当然手続きが必要です。日本よりは簡易な場合が多いとはいえ、外国語での登記になりますので、心配な人はこの後のセクションにでてくる専門業者を通すのもひとつの手だと思います。
6)オフィス・人材確保
オフィスの手配や、現地採用に関しては、現地の情報に詳しいエージェントが頼りになります。もちろんすでに自分のネットワークができあがっている場合にはさほど不自由なく進めることができるでしょう。
あなたは海外での起業に向いている?チェックリスト!
□一度やろうと決めたことはすぐに行動に移すほうだ
□自分の行動には一貫した整合性がある
□長期的・短期的な目標がある
□好きなことなら寝食を忘れることができる
□生活環境に精神のバランスをさほど左右されない
□わからないことに取り組むことが大好きだ
□理不尽なことにも落ち着いて対処することができる
□現実的である
□カンと運はよいほうだ
□自分のことは自分で決めたい
→上記の質問にYesが9~10個
まさに海外で起業するために生まれてきたようなあなた!海外起業のメリットを最大限に生かせる素質がたっぷりです。
→上記の質問にYesが7~8個
海外起業のためのポテンシャルは十分持っています。時に迷ったり、くじけそうになることがあるかもしれませんが、そばに相談できる人をおいて地道に将来を作っていきましょう。
→上記の質問にYesが5~6個
起業に踏み出すか、自分の力を最大限に生かしてくれる会社を探すか、どちらのチョイスもよく検討したうえで選択することをオススメします。
→上記の質問にYesが1~4個
起業でない道を選んだほうが、成功する確率は高いようです。自分に合った職場を根気よく探すことを続けてください。
海外で起業!というとたいへんなことのように思えますが、設立自体は日本でも海外でもさして手間は変わらないかもしれません。グローバルビジネスを目指す方、是非視野に入れてみてはいかがでしょうか?
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