海外で働く・転職する/海外での仕事・働き方

夢の生活(12) 移民の街トロント編(2ページ目)

「人口の半分以上が移民」という世界有数のマルチカルチャー都市トロント。カナダの最先端の文化と、独自の伝統的な文化を同時に体験できる街でもあります。今回はトロントで働く魅力をお伝えします!

執筆者:須子 はるか

カナダのビザ事情

カナダのビザ事情
カナダでのビザ事情について説明したいと思います。

カナダでは、駐在員や留学生を除くといわゆる「労働ビザ」をHRSDCという機関から受け取る必要があります。

取得の手順としては、
1)雇用主が求人広告などを出し、あくまでもカナダ人に該当者がいないことを立証
2)雇用主がHRSDCへ申請書類を提出
3)4~6週間で雇用許可がおりる
4)移民局へ労働ビザを申請し、面接を受ける
5)ビザ発行

この労働ビザはあくまでも雇用主に結びついているため、転職などをする場合にはビザの再発行が必要になります。

なお、ワーキングホリデーで働く場合には、上記の手続きではなく、別途ワーキングホリデーの手順を踏むことになります。



トロントの生活水準は?

トロントは、他の世界の大都市に比べると物価が安いことが特徴です。

家賃として、ルームシェアなどを視野に入れると、400カナダドルくらいから探すことができます。上を見ればもちろんきりがないのですが、ニューヨークやサンフランシスコに比べれば圧倒的に安いです。

物価も、比較的安くなっていますが、注意すべきは消費税。税率が15%ですので、レストランなどでチップを含めるとなんと3割り増しになったりします。

医療費に関しては、雇用主が保険をかけてくれる場合がありますが、そうでない場合には自身で選んで加入する必要があります。アメリカでも同様なのですが、歯医者に保険が適用されず、思わぬ出費を強いられることがあります。渡航前に歯だけはしっかり治してから行きましょう。



外国人にとって、これほど住みやすい街というのは世界を探してもそんなにないのではないでしょうか?仕事を探すハードルはやや高くなりますが、一度チャンスを得られれば素敵なトロントライフを送ることができそうです。

【関連リンク集】
カナダドルと上手につきあう!銀行口座を開設する from All About[海外移住]
トロントオンライン
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