海外で働く・転職する/海外への転職ノウハウ

海外就職に向く人VS向かない人

「海外で働いてみたい」と憧れをもつ人は多くても、ほんとうに実現できる人は必ずしも多くはありません。海外就職に向いている人はいったいどんな人なのでしょうか?

執筆者:須子 はるか

「海外で働いてみたい」と憧れをもつ人は多くても、ほんとうに実現できる人は必ずしも多くはありません。海外就職に向いている人はいったいどんな人なのでしょうか?


「違い」はいったいどこにあるのか?
海外就職に向いている人
海外就職に向いていない人


「違い」はいったいどこにあるのか?

「違い」はいったいどこにあるのか?
今や、ほんとうに多くの人が海外旅行に行くようになり、短期での滞在が実現しやすくなりました。それにともなって、「もっと本格的に海外で働いてみたい」「あの国に住みながら働きたい」そんな風に思う方もどんどん増えています。

一方で、海外旅行や短期滞在までは実現できても、長期での滞在となるとハードルが高くなってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

短期滞在と長期滞在の何が一番違うのか?

一言でいえば短期の滞在はある程度のお金で買えるものだけれど、長期の就労はお金だけではなく、「相手の国の中で価値を生み出す」必要があるからではないでしょうか。

つまり、長期でその国に就労できるということは、その国にとって必要な人材であり、求められているということ。言語の壁を越えてなおそういった価値を生み出し続けることは簡単ではありません。

今回は、短期ではなく長期の就労を実現するために求められている資質や考え方などをお伝えしていきたいと思います。


海外就職に向いている人

「相手の国の中で価値を生み出す」ということをキーワードに考えたとき、いったいどんな人が海外就職に向いている、と言えるでしょうか?

●手に職のある人
「芸は身を助ける」とはよく言ったものですが、手に職のある人の可能性は非常に大きいです。たとえば、料理人、翻訳、通訳、ウェブデザインなどなんらかの技能で秀でていれば、求められる人材になれるでしょう。

●自分で何もないところに道をつくれる人
働きたいと思える場所が、必ずしも人材の募集を公にしているとは限りません。例えば、インターンで働く場所を探すとして、募集など出ていなくても、ここで働きたいと思ったらどんどんレジュメを送って電話できるような人は向いています。

●コミュニケーション能力の高い人
いわゆる「語学力」以上に、「人と積極的に関われる力」が求められます。日本のように言わなくても察してくれる、ということはまずありませんので、自分の要求は常に言葉にしていける人が有利でしょう。

「海外就職に向いている人」の特徴にあなたはどれくらいあてはまりましたか?次のページでは、とっても気になる「海外就職に向かない人」の特徴をご紹介します。お見逃しなく!
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