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夢の生活(12) 移民の街トロント編

「人口の半分以上が移民」という世界有数のマルチカルチャー都市トロント。カナダの最先端の文化と、独自の伝統的な文化を同時に体験できる街でもあります。今回はトロントで働く魅力をお伝えします!

執筆者:須子 はるか

「人口の半分以上が移民」という世界有数のマルチカルチャー都市トロント。カナダの最先端の文化と、独自の伝統的な文化を同時に体験できる街でもあります。今回はトロントで働く魅力をお伝えします!


トロントのここが魅力!
トロントの求人状況は?
カナダのビザ事情
トロントの生活水準は?


トロントのここが魅力!

トロントのここが魅力!
トロントは、今から200年前ほど前に生まれた街。20世紀になってからは、世界各地からの移民が増えはじめ、1998年に周辺の5つの都市と合併して400万人都市となりました。

人口比でカナディアンよりも移民の人のほうが多いという、世界でも有数の他民族都市です。それだけに、留学生や海外から訪れている人に対して非常に寛容で、自然とお互いを受け入れようという文化が生まれています。もちろん「働く」という視点でも、外国人だから、という差別を受ける可能性が比較的少ない土地柄だと言えるでしょう。

さらに、街を少し離れればカナダらしい大自然も味わうことができ、足を伸ばせばナイアガラの滝、モントリオール、ケベックを訪れることができます。



トロントの求人状況は?

移民の街とはいえ、日本人の就職状況は厳しいようです。

現地採用の日本人が多い業種は、自動車関連などの製造業やサービス業。具体的な職種にすると、企業内での通訳・翻訳やエンジニア職がメインです。

基本的に英語は必須で、それもかなり高いレベルを求められます。自分自身にエンジニアや翻訳者・通訳者としてのスキルが十分にあり、かつスムーズに業務を遂行できるだけの英語力があってはじめて本採用の可能性があるといった状況のようです。

一方、カナダはワーキングホリデーの対象にもなっているため、上記のような正社員という形でなければだいぶ枠は広がります。レストランやアパレル関連の店員など、日本人であることがメリットになる仕事は比較的見つけやすいでしょう。

さて、仕事が見つかったら次はビザです。トロントで働くために必要な就労ビザをとるにはどのような手続きが必要なのでしょうか?次は、カナダのビザ事情をお伝えしたいと思います。
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