海外で働く・転職する/海外への転職ノウハウ

コーチングで見極める海外就職!(2ページ目)

「やりたいことがわからない」「とりあえず海外」そんな現実逃避から海外就職に憧れを抱く人が少なくないようです。そんなとき、自分の価値観ややりたいことを見つめなおすコーチングを活用してみましょう!

執筆者:須子 はるか

自分にあったコーチの選び方

自分にあったコーチの選び方
「コーチ」と一言で言っても、さまざまなバックグラウンドを持った、さまざまなタイプの人がいます。実際、コーチングが機能するかしないかの大きな要素のひとつとして「コーチとの相性」が大切なポイントとなってきます。

ただ、それ以前にもクリアしておかなければいけないポイントがありますので、簡単にご紹介いたします。

1)信頼できる専門機関でのトレーニングの有無
コーチと名乗る方を見かけたら、「どこでトレーニングを受けたか」を
確認してください。トレーニングさえ受ければいいわけではありませんが、一つの目安になります。日本におけるトレーニング専門機関の代表は、コーチ21とCTIジャパンという組織です。

2)コーチング経験
コーチ歴や、自分が受けたいテーマについてのコーチング実績があるか、
など。また、有料のセッションを何時間くらい実施しているか、ということも比較的簡単に経験値を把握するひとつの指標になります。

3)専門知識の有無
コーチは、コンサルタントと違って、答えを与えるひとではありませんが、課題に関する専門知識があったほうがよい場合とそうでなくてもよい場合があります。多くはクライアントの意向がそれを決定します。

上記の条件を検討した上で、そのコーチのコーチングスタイルが自分にあっているかどうか、体験コーチングを受けてみることをおすすめいたします。百聞は一見にしかず、とはよく言ったものです。



セルフコーチングのコツ

コーチを雇うことが条件的に難しくても、セルフコーチング、といって自分自身に問いかけをすることで問題解決を目指すことも可能です。とくに、一度コーチングを受けたことがあって、その仕組みを理解した人にはおすすめです。

静かな落ち着いて考え事ができるような場所で、自分自身の中から湧き出す答えを書き出す準備をします。

そして、たとえば、以下のような質問に答えてみてください。

1)10億円が手に入って、お金も時間もできたら、どんなことをしますか?(世界一周!という方は、その旅行から帰ってきたあと、なお時間もお金もあったとしたらどんなことをしたいですか?)

2)海外就職を実現させた10年後の自分が、今の自分を見たら、どんな風に感じますか?また、なんと声をかけると思いますか?

3)「やりたいけれどできていない」という事柄をひとつピックアップしてください。そして、「どうしたら、●●ができるだろう?」と問いかけてみてください

いかがですか?いろんな答えがでてきたのではないかと思います。こうして自分で問いを設定して、それに対する自分の心の声に耳を傾ける、というセルフコーチングは、非常に有効ですので、ぜひ試してみてください。



コーチングは、万能ではありません。ただ、自分自身を知り、よりよい決断をくだすために役立ちますので、海外就職に関する岐路に立たされている、という方はぜひ活用してみてください。

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