給与交渉の秘訣!
●客観的な評価
自分自身の価値を客観的に評価してください。同じ職種での平均的な給与水準を調べたり、自分が達成してきたことの棚卸をしたり。アメリカでは前職の上司から推薦状をもらったりしますが、これも重要な判断要素になります。
●選択肢の提示
「いくらがご希望ですか?」と聞かれたときに、どーん!とひとつの回答だけだと先方の希望とまったくかみ合わない事態が起こりかねません。どうせ出すのなら、「最低ライン」と「希望ライン」のふたつの数字を提案しましょう。
●長期的な視野
今の給与だけでなく、1年、2年と働いたときにどのような報酬の変化が見込まれるのか?そうした可能性についても話し合っておきましょう。最初は低く、しかし実力に応じて昇給ということであれば納得してもらいやすいものです。
基本的には、「ひとりよがり」にならず、企業側の目線で給与交渉に臨むことが大切です。
自分の価値は自分で決める!
こうして、客観的に、もしくは企業側の目線で自分を見つめるということはとても大切ですが、同時に自分自身のセルフイメージも重要です。つまり、自分自身を「プログラマ」としてみている人と、「効率的なコードを書くことで、システムを最高の状態に保つ仕事人」とみている人、おそらく少し話しただけでもその差は歴然として見えると思います。
給与交渉は、自分自身の価値をプレゼンテーションする場ですが、事前に自分自身の価値をしっかりと考えておいてください。
単純に「なにをする人」ということだけではなく、なんのために働き、どんな風に実現する人なのか?というあなたの価値を最大限に表現できれば企業にとっても非常に魅力的に映るはず。
給与交渉は、シビアなステージでもありますが、企業と個人がお互いにハッピーに働く場を作っていくうえで欠かせないステップです。自分自身を外からも中からも見つめてみてください。
【関連リンク集】
海外就職基礎講座~いよいよ緊張の給与交渉~
「給与額、どうやって交渉する?」from All About 人材バンク
自分の価値を見つけるためにコーチングを受ける
The Salary Calculator(世界の給与水準)