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自分の価値は自分で決める! 知っておきたい給与交渉の秘訣!

「やりたい仕事につきたい!」「海外で働いてみたい!」そんな憧れの仕事に就けたとしても、給与のことはやはり気になるもの。実際の給与交渉の現場をのぞいてみたいと思います。

執筆者:須子 はるか

「やりたい仕事につきたい!」「海外で働いてみたい!」そんな憧れの仕事に就けたとしても、給与のことはやはり気になるもの。実際の給与交渉の現場をのぞいてみたいと思います。

失敗する給与交渉
成功する給与交渉
給与交渉の秘訣!
自分の価値は自分で決める!


失敗する給与交渉

失敗する給与交渉
給与交渉で失敗できる可能性は星の数ほどあります。企業にとっても、求職者にとっても大一番の勝負となる給与交渉。

まずは、失敗の事例からみていきたいと思います。

●提示された給与があまりにも低かった。交渉時に「前職での給与を考慮して、○万円はもらいたい」と伝えたら、「他にも候補はたくさんいる」とプレッシャーをかけられた。結局言い値で受けることに。

●「今の生活を維持するためには○万円は必要」と主張したところ、「じゃあ今の水準を変えてください」といわれた。

●高めに伝えると採用が決まらないのではないかと心配して、希望よりかなり低い金額を提示してしまった。

こんな例はたくさんあります。みなさんの中には、国内での転職活動を含め、すでに心あたりのある人もいるかもしれません。

これらの例からわかることは、まず自分の価値を客観的に評価できていない、ということです。基本的に前職の給与やあなたの生活水準に企業は興味がありません。それより、あなたがどんな価値を生み出すから、給与を出す価値があるのか?ということを知りたいのです。

給与交渉での一番の落とし穴は「ひとりよがり」。この視点から抜け出せた人は見事に成功を手にしています。



成功する給与交渉

それでは、今度はうってかわって成功する給与交渉をみていきましょう。

●同じ職種の平均的な給与水準を調べ、そのデータをもとに交渉したところ希望の年収で折り合いをつけることができた。

●試用期間中に、目標の実績を達成したらいくら、達成しなかったらいくら、というように実力を見てください!というスタンスで望んだ。結果的には無事達成。

●最初はかなり低い水準だったが、翌年の契約更新時に大幅に給与があがり、うれしかった。

どうでしょう?

成功した人に共通する点は、世の中と比べて自分の力がどれほどのものなのか?それを客観的にみたり、客観的に評価してもらおうとする姿勢がうかがわれます。

次のページでは、具体的な給与交渉の秘訣についてご説明したいと思います。お見逃しなく!
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