世界の10大ニュース3位～1位
いよいよ3位から1位までの発表です。◆第3位 イラク内戦状態、元大統領の死刑執行
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０５年末の議会選挙を受け、5月にイスラム教シーア派のマリキ首相率いる正統政府が発足。しかし、2月のシーア派聖廟爆破事件後、各地で宗派対立抗争が激化。民間人死者数は激増し、米主要メディアは「内戦」と位置付けました。1980年代のシーア派住民虐殺で起訴されたフセイン元大統領に11月、イラク高等法廷が死刑判決、12月30日執行。
◆第2位 米中間選挙で共和党敗北、国防長官更迭
イラク戦争を争点とした11月の米中間選挙で共和党は上下両院で民主党に敗北、州知事選でも負けました。選挙後、ブッシュ大統領はラムズフェルド国防長官を解任、イラク政策見直しの方針を示し、超党派の「イラク研究グループ」から2008年3月までに戦闘部隊撤退を目標に掲げる提言を受けました。年明けに新政策を発表予定。
◆第1位 北朝鮮が地下核実験、国連が制裁
7月のミサイル連続発射に続き、北朝鮮は10月9日に初の地下核実験を実施、米政府は放射性物質検出で確認。東アジア戦略情勢は大きく変化しました。国連安全保障理事会は船舶貨物検査などの北朝鮮制裁決議を全会一致で採択。日本は独自制裁も発動した。北朝鮮に核兵器を放棄させるため、昨年11月以来中断していた6カ国協議も12月18日に再開しました。
（2006年10大ニュース：国際 共同通信ニュースより）
国際的には、不安定な要素の多かった一年だったことがよくわかりますね。転機を迎えた2006年、続く2007年はどんな一年になるのでしょうか？少しでも世界が平和に向かう変化が訪れることを心から祈っています。
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