「ホリデー」という名前から遊びの延長と捉えられることも多いワーキングホリデー(ワーホリ)。ところが、このワーキングホリデーの経験や人脈を海外就職に活かす人は少なからずいるようです。今回は彼らの秘密を探ってみたいと思います。
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ワーキングホリデーとは▼
ワーホリでの仕事選び術▼
国別の求人事情▼
ワーホリ人脈を活かして海外就職
ワーキングホリデーとは
| ワーキングホリデーとは、協定を結んだ国と国の若者が相手国の文化や生活習慣を学ぶことによって理解を深めることを目的とした制度です。現在ワーキングホリデービザが取得できる国々は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、フランス、ドイツ、イギリス、韓国の7カ国です。この制度を利用することで、最長1年間の休暇を過ごすことができ、同時にその期間の生活費を補うために一定期間働くことができるという点がポイントです。
ただし、ワーキングホリデービザの取得には条件があり、以下を満たすものだけに機会が与えられています。
1.年齢が18歳から30歳まで(イギリスは25歳まで)であること
2.最長1年間の休暇が目的であること
3.往復の航空券およびワーキングホリデービザを取得していること
4.生活するために十分な資金を有していること
ワーホリでの仕事選び術
上記の条件を満たせば基本的に自由に仕事を探すことのできるワーキングホリデーですが、実はここに落とし穴があります。
もちろん、ワーホリに求めるものは、「あ~楽しかった!」だけでいい、という方は別ですが、真剣にこの機会をキャリアアップに活かしたいという場合、まず仕事選びを慎重に行う必要があるのです。
仕事選びのポイントは大きく3つ。
1.会社に労働ビザの発行経験があるか
前例のない場合には、やはり腰が重いのです。できればすでに外国人を労働ビザを発行して雇っている会社が勤務先として望ましいです。
2.自分の強みを活かせる職場か
正規の「仕事」に結びつけるためには、相応の経験や実績値がモノを言うようになります。ワーキングホリデーに行く前に勤めていた会社の職種、スキルの延長で仕事を選ぶと次につながる可能性が高まります。
3.大都市を狙え
単に語学力を磨くことが目的であれば、田舎でもかまわないのですが、広い意味での人脈や豊富な経験を積むためにはやはり都会が最適。
さて、次はいよいよワーホリをどうやって海外就職につなげるのか?そのコツを大公開!