英語面接のツボシリーズもいよいよ最終回。最後は、日本人がもっともニガテとする給与交渉の場面を想定して対策をお伝えいたします。また、効果的なフォローアップの仕方や、面接攻略本もご紹介しますので、是非役立ててください。
≪第1回≫
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Interview=英語の面接?▼
一番重要!面接の準備▼
面接の種類≪第2回≫
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不合格を招く魔の質問▼
覚えておいて損はない!面接の小技≪第3回≫
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いよいよ緊張の給与交渉▼
天下分け目のフォローアップ▼
この本で英語面接攻略!
いよいよ緊張の給与交渉
| 日本人は、概して自分の価値をアピールするのがニガテです。ましてや、自分がいくらの価値があるかを主張するというのはとても難しく感じる人が多いと思います。
しかしながら、海外企業や外資系の企業(とくに日本企業化していない会社)では、言わなければ望む額をもらえる可能性はかなり低いと思ったほうがよいでしょう。
給与額の交渉に関しては、いくつかコツがありますので、事前に確認しておいてください。
●給与に関する話題、質問は二次面接以降
まだ採用に程遠い段階で、給与に関して折衝するというのはマイナスです。企業側が自分の魅力をわかってくれていない段階で価値付けを急がせてもよい結果はでないのです。もう採用したい!と先方が感じ始めた段階で交渉は優位に進めるべきです。基本的には採用通知を受けてから詳細な交渉に入るというのが王道です。
●あらかじめ相場を調べておく
あらかじめ自分の経験やその企業のレベルからだいたいの給与相場を知っておくことは重要です。あまりにかけ離れていると交渉にならない場合があるからです。
●福利厚生などの諸条件
年俸だけでなく、社会保険や年金、残業手当、休暇、ボーナスなどについては別途きちんと交渉をおこないましょう。年俸が同じでも福利厚生の充実具合によってだいぶ待遇は異なったものになります。
●自信をもって望む
「自分は●万円稼ぐ価値がある」
事前の調査を通して、そういう自信を養いましょう。自分をまっすぐに見つめ、社会にとってもその会社にとっても価値を出せそうな部分に関しては、自信と明確な理由をもって望むことが重要です。
さて、ここまで来たら、一安心!となってしまうところですが、ライバルと差をつけるのはこれからです!効果的なフォローアップの仕方はこちらからこっそりどうぞ。