ニーズのある分野で専門スキルを持っていると、海外就職はぐっと現実的になってきます。今回は、まだまだ需要のあるIT系に的を絞り、海外就職に役立つ国際IT資格のご紹介をいたします。
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国際IT資格とは▼
マイクロソフトの資格▼
ネットワークの資格▼
資格を活かすには
国際IT資格とは
| 「国際IT資格」と書くと、なんだか大変敷居の高いもののように聞こえますが、実はそうとも限りません。国際IT資格は、英語で試験を受けることができるIT関連の資格で、多くは該当する日本語の試験も提供されています。例としては、マイクロソフトのMCP(Microsoft Certified Professional)やネットワーク関連のA+などがあります。
これらの資格は、IT系企業への就職はもちろんのこと、エンジニア以外の職種であっても、他のネイティブ候補者と同じポストを争う必要があるときには大きな差別化要素となるのです。
すでに日本の環境でIT系資格を受験するスキルや知識のある方は、思い切って英語版にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?IT用語は英語をそのまま使っていることも多く、やってみるとそれほどハードルは高くないことがわかるはず。
マイクロソフトの資格
天下のマイクロソフトが発行する資格は、アメリカをはじめとする世界150か国以上で実施され、幅広く認知されています。日本で資格を取得しても「国際ライセンス」ということになりますが、実際の就職現場ではやはり英語版での資格のほうがはるかに評価が高くなります。
マイクロソフトの資格は大きくわけると3種類。
●Microsoft Certified Professional(MCP)
ネットワーク、データベース、環境構築などに特化した科目にひとつ合格することで認定されます。
●Microsoft Certified System Administrator(MCSA)
システム環境とネットワークの設定変更、保守管理を行うエンジニア向けの資格で、資格取得には、「Network Environment」(ネットワーク環境)の科目に合格する必要があります。取得後は保守管理やトラブルシューティングのプロとして認められる資格です。
●Microsoft Cerified System Engineer(MCSE)
MCSEは、システムエンジニアの最上位資格であり、さまざまな企業で必要とされる技術資格です。ネットワークの基礎はもちろん、構築・デザイン・メンテナンス・トラブルシューティングまですべてをこなせる資格です。
さて、まだまだ続くこんな資格!さらに、IT系海外就職のポイントをお伝えいたします。