▼現地の生活のために 当り前ですが、まず渡航費が必要です。また身の回りのものを送る引越し費用。海外輸送になりますので、航空便か船、あるいはSAL便を予算と時期を考えてうまく利用してください。これは、本当に個人の荷物の量に依存するのですが、最低でも数万円はかかるでしょう。
そして、定住する住居を見つけるまでの宿泊費。現地に行ってからなかなかよい条件の物件が見つからずホテル暮らしで費用がかさむ、と嘆いている人も見受けられます。物件を現地で見つける場合には最悪1ヶ月分のホテル代、契約時に支払う家賃の2ヶ月分程度は準備しておくべきでしょう。これは場所にもよりますが、30~40万円。
以上の費用の他に、例えば健康保険や、車を持つのであればその代金や維持費、国際電話の料金や日々の食費など細かい出費がかさむことがあります。
以上を読み通していただければ、100万円が極めて控えめな見積もりであることをご理解いただけたのではないでしょうか?もちろんお金がかかるから無理、ということではありません。海外就職を実現させるためには、念入りな資金計画をたて、節約できるところは節約しながら必要な投資を惜しまないことがポイントです。
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