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基本を押さえて、来客にもスマートに対応

お客さまが来社した。来客、上司とともに打ち合わせをすることになった。来客と面会中の自社社員あてに電話が入った。こんなとき、あなたはスマートに対応できますか?基本をおさらいしましょう。

執筆者:泉 まつお


sekkyaku
訪問してきたお客様への応対、スマートにできていますか?
来客への対応は、ビジネスパーソンとしての力量が出る場面。慌てず、スマートに対応できるよう、基本を押さえましょう。



アポイントありでの来客には
「お待ちしておりました」


来客を迎えたときの一言は、「いらっしゃいませ。お世話になっております」。
相手が名乗った際には、「□□会社の△△様でいらっしゃいますね」と確認。
さらに、その人が来訪することがわかっている場合は、「お待ちしておりました」と一言添えると、社内での連絡が行き届いていることが相手に伝わり、好印象です。

社内の人間を来客に紹介するときは、
「部長の○○です」


あなたが来客と上司を引き合わせるときには、あなたが両者を紹介しなければなりませんね。その際、来客に上司を紹介するのが先か、上司に来客を紹介するのが先か…。

答えは、来客に上司を紹介するのが先です。

そのときに気をつけるのは、身内である上司に敬語を使わないこと。来客に対しては、「こちらは私どもの部長の○○です」が正解。続いて上司には、「部長、こちらが□□会社の△△様です」と紹介しましょう。(来客が課長職、部長職等の場合は、「こちらが□□会社の△△課長(部長)です」でもOKです)

来客と面会中の電話は、
メモで連絡


自社社員が来客と面会している時に、その社員あてに電話が入ることもあるでしょう。そんなとき、来客の前で、「××社からお電話です」などと伝えたりしていませんよね。これでは、来客に対して、早く帰るように催促しているようです。

スマートな振る舞いは、ノックをしてから静かに部屋に入り、「お話し中、失礼いたします」と一言。続いて、用件を書いたメモを社員にそっと渡し、指示を仰ぎます。



来客時は、その場の状況に応じた臨機応変な対応も必要になりますが、今回紹介した3つの場面は、様々な場面の基本になることだと思います。これを押さえていれば、応用もできるはず。まずは自分の行動を振り返ってみてください。
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