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プロフィール:1964年生まれ。東京出身。青山学院大学卒業。ブラジャー研究家で作家、フリーライター。ブラジャー友の会(ミモザクラブ)主宰。テレビ・女性誌・講演・執筆で活躍中。著書には、ブラの本(サンマーク出版)、ブラ・バイブル(廣済堂出版)、ブラ☆美人(大和出版)、愛される人になるブラ作法(主婦と生活社)、ブラジャーをする男たちとしない女(新水社)などがある。
今回は、ブラジャー研究家の青山まりさんをご紹介します。

ご存知の方も多いと思いますが、青山さんは、一昨年、日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー 2005」の「キャリア・クリエイト部門」に輝きました。この賞は、時代を先取りし、それまでになかった新しいキャリアを切り開いた女性に贈られるもの。青山さんは、日本で唯一の「ブラジャー研究家」として世に知られるところとなりました。

その後は、開発アドバイザーを担当したイマージュ”恋に効く”「モテブラ」が3ヶ月で15万枚の大ヒット。それがきっかけとなり、厚生労働省などからキャリアアップセミナーの講師の依頼が殺到。また、テレビ・女性誌・セミナー等でブラジャーについての指導をする一方で、自立女性を支援するキャリアアップセミナーの講師としても活躍中で、さらに今年は、イマージュの姉妹誌「ブランカフェ」から新登場の”恋にも仕事にも効く”「大人のモテブラ」の開発アドバイザーを担当しています。

私たちと同世代の青山さん。どのようにして今のお仕事に就かれたのかをうかがいました。

持っているブラジャーの数、なんと300着!

「『ブラジャーを研究している』っていうと、ブラジャーの縫い目とかじっと見てるオタクみたいに思われがちなんですけど、違いますよ(笑)。私は、ブラジャーを通して女性の生き方を研究しているんです」と青山さん。研究用で持っているブラは、なんと300着以上というから驚きです。ここまでブラに惚れ込み、「死ぬまでブラジャーを研究していく」という青山さんの軌跡を追ってみましょう。

セミナー"
イマージュ”恋に効く”モテブラに引き続き、ブランカフェ”恋にも仕事にも効く”大人のモテブラ”の開発アドバイザーを担当。

離婚によって考えた「自立して生きていく」ということ

二度の大学受験に失敗した後、20歳で結婚。4年の間、専業主婦として過ごしました。その間も本当は、「社会で働きたい!」という強い気持ちがあったのですが、その願いは、当時の夫には受け入れられませんでした。独占欲・支配欲が強く、毎日のように「お前は何もできない」と言う夫に生活の全てにおいて従わなくてはならなかったといいます。そんな生活の中、「自立したい。自分の人生なんだから、自分で舵を取って生きていきたい!」と常々思っていた青山さんは、離婚する決心をします。

「自立して生きていくために必要なこと、それは手に職をつけること」と考えた青山さんは、まず資格を取るためにビジネス・スクールに通い始めます。派遣社員としての収入で生活しながら、秘書検定や英検、英文タイプ、ワープロ技能、簿記検定など、一通りの資格を取得したのです。

その後、企業に就職しましたが、思っていたような「やりがい」を得ることができず、働きながら大学受験することを決心。25歳にして青山学院大学夜間部への入学を果たします。昼は会社勤め、夜は大学生としての日々がスタート。それだけでも大変なのに、さらに青山さんは、教員免許取得を目指しました。慢性的な睡眠不足に悩まされつつも、仕事では手を抜くことは許されない過酷な両立生活。それも「別れた夫を見返してやる!」という思いがあったから、乗り切れたといいます。そしてついに大学を4年間で無事に卒業したのです。

この後、青山さんの人生を左右する運命的な出会いが!次ページへ>>