女性の転職/女性のキャリアプラン

効果的な資格の取り方 転身編 資格取得で一発逆転!

資格を取って転職したいと考えるなら、どんな資格を取るか、どんなスクールに通うかはとっても重要。「学んだことを仕事にする」という視点から資格の取り方について考えてみます。

執筆者:泉 まつお


世の中には実にたくさんの資格がありますが、それを自分のキャリアにうまく活用できている人と、そうでない人がいるのではないかと思います。

スクール情報サイト「ケイコとマナブ.net」の「資格・検定カタログ」に紹介されている資格はなんと455。
そのなかからどんな資格を目指せばキャリアにつながるのか。資格を取って転身、転職したいと考える人の場合を考えてみましょう。



資格のタイプは、大きく分けて2つ

まず、資格は大きく次の2つに分かれます。
A)その資格がないと業務ができないもの
税理士や医師などがこれにあたります。

B)ある分野における知識や経験、技能などを証明するもの
英検やカラーコーディネーター検定などがこれにあたります。

資格を取って転身、転職するなら、Aタイプの資格を狙うのが一番です。しかし、資格がなければその業務を行えないとなっているだけに、資格取得の難易度は高いものばかり。大学や専門学校で所定の分野を学んでいるなどの受験資格を満たさなければ、試験を受けることさえできなかったりします。

そこまで時間とお金をかけることができないという人は、Bタイプのなかから仕事に結びつきやすい資格を考えることになります。

そこで、このBタイプの資格の中からどんなものを選ぶと、転身、転職を成功させやすいのかを考えてみましょう。


その資格から「職業」が思い浮かぶか考えてみましょう

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資格から浮かぶ職業
その資格から、どんな職業が思い浮かびますか?

ある分野における知識や経験、技能などを証明する資格には、それがそのまま職業に結びつきやすいものと、知識、技能などの証明にはなるものの、その資格がストレートに職業には結びつきにくいものとあります。

例えば、「リフレクソロジスト」という認定資格を取って、「リフレクソロジスト」という仕事を目指す。これはイメージしやすいですね。

これに対して、マイクロソフト オフィスの利用能力をはかる、マイクロソフト社認定の「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(旧MOUS試験)」はどうでしょう。
この資格を取得することによって証明できるのはパソコン能力の高さ。この力は、事務職だけでなく、営業職でも企画書をつくるときに活かせるし、人事や総務、企画職でも使えます。
でも、パソコン能力が高いだけでこれらの仕事の全てを遂行できるか、というとちょっと違うと思いませんか?


次のページでは、転身、転職を引き寄せるスクール選びを考えてみましょう。
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