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人脈とチャンスを運ぶ お礼状のコツ(2ページ目)

プライベートもビジネスも、人間関係をスムーズにしてくれる便利なツールが「お礼状」。お礼状の基本から、押さえておくべきポイントまで分かりやすくご紹介!

執筆者:三輪 貴子

たった1枚で分かるあなたの人柄 ~プライベート編~

「キレイな文章」ではなく「心を込めて書く」ことが大切。
「お礼状を見れば、人柄が分かる」といわれるほど、お礼状は、書き手の人間性や書き手が相手(お礼状の送付先)をどれほど大切に思っているかが、明確に現れます。言い換えれば、お礼状とは、書き手が送り先との関係をしっかりと継続していきたいのか、それともそれっきりになってもよいと思っているのか?のバロメーターともいえます。

たとえば、あなたがだれかに旅行のお土産を贈ったとしましょう。すぐに「ありがとう!」の連絡がはいる人と、いつまで経っても連絡のない人、どちらの人と良い関係を続けていきたいと思いますか? どちらの人に、「またよいものがあったらお届けしよう」と思いますか?

たった1枚で、あなたの人柄が分かってしまう存在、それが「お礼状」なのです。

これから先、豊かな人生を送るためには、あなたのことを忘れることなく、応援してくれる人を見つけ、よい関係を続けていくことが大切。お礼状の送り先の方は、ちゃんとお礼を述べなければならないぐらい、あなたに対してプラスの出来事を運び、あなたを応援してくれる人です。お礼状は、自分を応援してくれる人とよい関係を保ち続けるための円滑油のような存在ともいえます。

感謝の気持ちをお礼状へ盛り込むためには、葉書ではなく封書・便箋に手書きでメッセージを記入することをおすすめします。お礼状の内容は、相手に合わせて書き分けましょう。

また、お礼状の文面は、「拝啓」からはじまるマナーに沿って書くことが望ましい場合と、やわらかな文章のほうが送り先の方に、親近感を与える場合とにわかれます。

平成16年度「国語に関する世論調査」では、「手紙の伝統的な書式を今後も守っていくべき?」の問いに対し、20代は29.5%が、40代では44.2%が、伝統的な書式を守るべきだと思う と回答しています。

どのような書式・文体でお礼状を書くのかは、誰に送るのか、どの年代層の方に送るのか、の2点を考え、送り先にあわせて使い分けをするとよいでしょう。

次ページでは、人脈とチャンスを運ぶ ~ビジネス編~をお届けします!
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