最近、電車にのりますと、転職や求人の広告が本当に多いですよね。真横にも目の前にも人材関係の広告があるなんてことも少なくありません。そのなかで、「転職フェア」と書いてある広告があります。この転職フェアは、多くの求人を出している企業が合同で集まるイベントです。多くは、学生時代に、新卒者向けの就職フェアには参加したことがあるが、中途採用、経験者向けの転職フェアにはまだ行ったことがない方も多いはず。今回は転職フェアから内定につなげるポイントについてご説明いたします。

なぜ企業は転職フェアに出展しているのか?

転職フェアではできるだけ多くの会社のブースをたずねてみよう。
転職フェアではできるだけ多くの会社のブースをたずねてみよう。
一言でいえば、良い人材を採用したいということです。企業側の本音は、普通に求人媒体に広告を出しても応募してくれないようなタイプで、かつ優秀な人材にめぐり合いたいのです。なので、企業に在籍されている方とも接触を持つために休日に開催することもあります。

「転職したい人に、いい人がいない」

この言葉は、ある有名企業の人事の方のご発言です。理想的な人材は、簡単に自社にエントリーしてくれないのです。転職フェアでは、何十社も企業が出展しています。そこで、たまたま通りかかった優秀な方が、ちょっと話を聞いてみようと座ってくれた。よくよく話を聞いてみたら、「自社と相性が合うかもしれない」という良い流れをイメージしています。

希望の企業と出会うには

ポイント1 できるだけ多くの会社のブースを訪ねる
「やみくもに訪問してもしょうがないよね」といってさっぱり行動しない方がいますが、転職成功者の多くは積極策、行動派の方が多いです。あまり興味がなくても、話を聞きに行って大丈夫なのが転職フェアです。できるだけ多くの会社の話を聞いてみてください。多くの会社を訪問すると、自分の希望に合う会社に見つかる確率も上がりますし、面接での志望動機も話やすくなります。

「転職フェアでは○社訪問したのですが、なかでも御社は事業内容の○の部分と、対応をしていただいた○○さんの○○という考え方、発言が印象的でした」など、会社の良い点を具体的に表現しやすくなります。

注意点:
最初に優先順位だけはつけること。説明を聞いてみたい会社を絞ってから行動しましょう。その後は「数」を追ってください。転職フェアは無料ですし、コミュニケーションをすることで面接の練習にもなります。

ポイント2 明るく元気よく挨拶をする
転職者からすると、何となく話を聞きに来ただけだったりするわけですが、それでも初対面はとても重要です。初対面が良い人は意外と少ないので、初対面の印象が良い方は、人事もよく覚えています。まずは最初の挨拶を大きな声でハキハキとしてください。それだけで大分違います。途中から元気を出そうとしても上手くいきません。最初が肝心です。

ポイント3 人気のない会社の説明を聞いてみる
あまり人が並んでいない会社にも隠れた良い企業があります。そういった会社は人事の方が長く相手をしてくれ、じっくり話が聞けます。人気のある会社や知名度の高い会社には人が殺到していますし、一人ずつ顔を覚えられなかったりします。会社選びにおいては、人気のある会社だが興味のない会社と、人気はないが多少は興味を持っている会社があると思います。もし時間が限られていれば、後者を選択してください。鶏口牛後です。活躍できる可能性があるかもしれません。余談ですが、プロ野球の楽天の野村監督は、テスト生として南海に入団しました。野村さんも当時は大のジャイアンツファン。しかし、ジャイアンツは選手層が厚く、有能なキャッチャーがいた。だからあえて、選手層が薄く、力のあるキャッチャーがいない南海を選択してテストを受けたそうです。参考になる考え方です。


次のページは企業を見極めるコツです次ページへ>>