今月上旬にインターネット関係の経営者が世界から300人以上集まるサミットに、スポンサーとして参加させていただきました。
インフィニティ・ベンチャーズ 小林雅さんのブログ参照

1度目の転職は失敗…。次こそ転職を成功させたい!
1度目の転職は失敗…。次こそ転職を成功させたい!
インターネット業界に限らず、ダイバーシティ、グローバル化が叫ばれている昨今。どの会社の経営者に質問しても、人材採用には困っているという話になります。国内でも海外でも、あまりに転職回数が多く、短い期間でジョブホッパーのような状況の方は、望まれないことが多いことは確かです。

最近の転職相談では、2度目の転職活動をしているという方に多数お会いします。相談内容としては様々ですが、1度目の転職活動では、安易に決めてしまったという方が多いようです。いくつか典型的なパターンがありますので、2度目の転職の参考にしていただければと思います。

次こそ成功!のはずだったのに…

■パターン1 「実力主義」という言葉に翻弄 29歳・男性 職種:新規事業、事業開発など
最初の転職では、国内資本の大企業へ。しかし、仕事を任されるまでに時間がかかることや、無駄だと思える会議が多いことなど、「実力主義」とは程遠い環境に嫌気がさす。
2度目には外資系の大手IT企業に転職。しかし今度は、上司の意見が絶対で、上司に媚を売る人が評価を受け、さらに昇進するという現実に直面した。「実力主義だ」と思って入ったのに…。

この人は、国内資本の会社から外資系に移れば、「成果だけ出していれば、評価される」という間違った見方を持ってしまったようです。しかし大手企業であれば、国内系、外資系問わず人間関係は重要ですし、上司との関係がもっと重要なことはいうまでもないことです。顧客だけと仕事をしていればいいというものではありません。組織で働く上での大前提はどこでも変わりません。会社を移れば全てが変わるだろうと考えるのは、転職がうまくいなくなる典型的なパターンです。

<対策>
仕事で結果を出すのは、そもそも時間のかかることです。ベンチャー企業のように小規模の会社では、比較的早くから仕事を任されますが、大手企業の場合は、とかく時間がかかるものです。

・簡単に辞めてしまい、ベンチャーや小規模会社に転職する
・生き急ぐのはやめて、5年、10年先をみて、中期的な視点で仕事をする

どちらが正解というものでもありません。しかし、時間をかけて、中期的な視点を持つことはとても重要なことです。会社というものは、ある意味、どんどん退職していく人がいるので、生き残っていけば上までいける可能性も高くなります。

■パターン2 想定の範囲外 26歳・女性 職種:マーケティング
最初の転職では、未上場のベンチャー企業、2社目は国内資本の大手メーカーへ転職。1社目のベンチャー企業において、先輩社員がほとんどいないことや、会社にノウハウや資産がないことに嫌気がさし、もっと何かを学びたく、再び転職し、大企業(メーカー)へ転入社。しかし入社してみると、大企業だからといって何かを教えてくれるわけでもなく、中途入社なので同期もほぼおらず孤立しがち。さらに、期待していた福利厚生などもどんどん手薄になっていく。そしてベンチャーに比べ、若手には仕事の権限はない。転職する際にある程度の想定はしていたものの、想定の範囲外であったというケース。

<対策>
・上場前後ぐらいの規模のある成長企業に転職
・どの会社もいいところも悪いところもあるので、我慢して粘る

同じくどちらが正解というものでもないものですが、「焦って転職」は禁物です。どうして、今の自分があるのか原因をしっかりと考えることです。原因の一部は自分にあることがしっかりと反省できた上で、移るか残るかを選択をするという流れです。

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