転職のノウハウ/転職での仕事・会社の選び方

仕事の探し方!ハローワーク以外での職探しの方法

ハローワークには沢山の求人があり、失業手当を受けるためにも必要な機関ですが、それ以外にも次の職場を探す方法があります。今回はハローワークに頼らない仕事探しの方法をご紹介します。

執筆者:高野 秀敏

ハローワーク以外で仕事を探す?

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まずは身近な知人に聞いてみては?


あなたは就職や転職を考え仕事を探す時、どのような媒体を利用しますか?情報の量や効率を考えてインターネットを利用している方が多いのではないでしょうか。また、「ハローワークの窓口に行ってみた」という声も良く耳にします。ハローワークは、厚生労働省が設置している行政機関で多種多様な企業の求人票があり、求人紹介から雇用保険関連の手続きまで幅広いサービスを提供してくれる重要な機関です。

一方で、ハローワーク以外にも求人情報を手に入れるための方法は他にも多くあります。効率的に自分の理想の仕事を見つけるには、複数の方法を活用することが大切です。そこで今回は、ハローワークに頼らない3つの仕事の探し方について考えてみます。

■仕事の探し方  

身近なところから!友人、知人、元同僚、取引先から探す

自分の人脈を振り返ってみましょう。そうすると、学生時代、現職や前職の同僚、社会に出てから知り合った友人など、いろいろな人脈があると思います。その方々に久しぶりに連絡をしてみて情報交換をしてみると、実はホームページには出してないが求人があるということがあります。

友人が人事である必要は必ずしもありません。友人に採用の権限を持っている人を、紹介してもらえばいいのです。突然、最近連絡をとっていない知人に連絡するのは気がひけるかもしれませんが、思い切って連絡することをオススメします。もちろん、情報を教えてくれた友人には、御礼の言葉を忘れずに。

ときおり同窓会の幹事をしたり飲み会を主催するなど、普段から人付き合いを良くしておくと、情報が集まってきます。情報収集という意味において幹事は大変ですが、メリットがあります。

取引先から探すのも一つの手。営業職や顧客に常駐して仕事をするようなスタイルをとっているエンジニアの方であれば、お客様に接して仕事をしているかと思います。その場合、こっそり求人はあるのかどうか聞いてみるという手はあります。コンサルティング業界や人材業界出身者が、顧客に流れて転職をするというのはよくあるパターンです。
 

仕事探しの主流、求人媒体から探す

求人を探すのに適している。どの企業に自分があっているかどうかは自己判断をしなければいけない。そこが人材紹介サービスとの違い。とにかく多くの求人から探したいという場合に適している。

総合的に多くの業界・職種の求人が見たい人向け
リクナビネクスト
総合的にもっとも求人情報の量が多いサイト。大手企業の案件が豊富で、スカウトを受けられるサービスもあります。「プロ論」という人気コラムが面白い。

マイナビ転職
業種、職種、地域などで検索して情報を取りやすいユーザビリティとなっています。モバイルとも連動して、求人情報を得られやすくなっているのが特徴。Gomez転職情報サイトランキングにおいて、「マイナビ転職」は総合評価1位に選出されています。

社会人の転職情報 - エンジャパン
求人量も豊富。大手だけでなく、ベンチャーや中小企業の案件も多い。レジュメ添削など個別フォローサービスもあります。

DODA
媒体でもあるが、転職支援サービスとして実際にキャリアカウンセリングサービスを受けることができることを押し出している。媒体よりもリアルの紹介業としての認知が高いかもしれない。

上記の4つのサイトは総合型であり、どのような業界や職種であっても比較的幅広く求人を掲載しています。求人サイトのデパートといえるでしょう。

外資系に興味がある人向け
daijob
外資系やMBAホルダー向けの求人を中心に扱っている。英語ができる人。外資系企業中心に転職活動する方向け。

その他
ジョブセンスLink
転職が決まった場合に、転職祝い金として最大10万円が個人に支払われる。

求人検索エンジン
ジョブダイレクト
インターネット上に掲載されている、ほぼ全ての求人を探すことができるサイト。具体的には、会社の採用ページ、各社求人媒体などの情報を検索できるというものです。求人のグーグルのようなイメージといえばよいでしょうか。

求人媒体以上に情報を検索できるところが特徴ですが、検索スキルが低いとあまりにも沢山の求人情報が出てくるため、うまく探せないという場合も。求人媒体に比べるとコラムなどの付随的な情報は少なめです。
 

転職のプロの力を借りる!人材紹介会社から求人を探す

人材紹介会社に登録すると、キャリアカウンセリングを受け、適性にあった求人の紹介を受けることができます。この時は、人材紹介会社選びも重要。それぞれの強みを把握し、利用しましょう。

総合型
デパートのように、様々な業界や会社をカバーしています。人材バンクともいわれ、登録制をとっています。

リクルートエージェント
業界最大手の転職支援会社。リクルートグループ。なんといっても、「求人数圧倒的」。会社としての歴史もある。多くの案件を知りたいという方にはここにまさる会社なし。

インテリジェンス(DODA)
転職支援会社。紹介業としての歴史は浅いですが、急成長。立地もよく東京では東京駅直結の丸の内ビルディングでキャリアカウンセリングが受けられる。リクルートエージェントほどではないものの求人数もかなり多い。

JACジャパン
転職支援会社。外資系に強みを持っています。「転職しないほうがよい。」というユニークな転職に対する考え方を持つ。2006年株式を上場しました。

専門型
業界や職種、年収やハイスキルな方など、ブティックのように専門特化しています。知人紹介やハンティングまたはスカウト形式をとっていて、エグゼクティブサーチともいわれています。

ラッセルレイノルズ
世界トップクラスのヘッドハンティング会社。グローバルなネットワーキング力があります。経営幹部クラスの人材に特化。

日本コーンフェリーインターナショナル
世界トップクラスのヘッドハンティング会社。1973年より日本法人があり歴史もあります。外資系企業に強いのが特徴。

縄文アソシエイツ
日本トップクラスのヘッドハンティング会社。ヘッドハンティング会社のクライアントは外資系が中心ですが、日系企業に強みを持っています。

エスエムエス
医師、看護師、薬剤師、歯科医師など、医療関係に特化した転職支援サービス。急成長中。

アットジーピー
障害者専門、総合就職、転職支援サービス。求人媒体も持つ。業界ナンバーワン。急成長中のサービス。

転職先を探す方法はハローワークも含めて、大きくいえば4つあります。不況のときでも必ず求人はあります。数は減りますが、逆にいえばそんなとき求人を出している会社は底力がある傾向にあります。逆張りという言葉があるように、不景気だからこそ転職をしようという考え方もありだと思います。その場合は、あくまでも現職中に次の職場を見つけるようにしてください。そのほうがリスクが少ないです。転職活動はリスクをできるだけヘッジしながら行いましょう。

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