波乱万丈！2009年上半期10大ニュース(3ページ目)

第1位：　新型インフルエンザが世界的に大流行！

インフル・ショックの影響で、巷では、思わぬマスク特需が発生！

6月11日、世界保健機関（WHO）が、新型インフルエンザ（H1N1）の世界的大流行（パンデミック）を宣言！　4月にメキシコで確認された感染は、その後世界各国に拡大。これを受け、同機関は1968年の香港風邪以来41年ぶりに、警戒度をフェーズ6＝最高レベルへ引き上げました。6月29日時点の世界の感染者数は約7万人、死者は311人に上っています。

一方、国内の感染者数は約1,200人で、幸いにも死者はまだ出ていません。ただ、WHOの見通しによれば、「今後1～2年間世界中に広がり続け、感染の終息には、3～4年かかる」。国内でも秋以降、流行の第2波の到来が予想されており、予防ワクチンの早期開発が待たれるところ……。

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【2009年上半期総集編、ガイド選りすぐりのニュース・ベストテン！】
■第 1位……　新型インフルエンザが世界的に大流行！
■第 2位……　世界同時不況の嵐が日本経済を直撃！
■第 3位……　「2009年問題」などを背景に、失業不安が爆発！
■第 4位……　未曾有の経済危機で、追加経済対策が続々！
■第 5位……　世界に衝撃！　マイケル・ジャクソンさんが急死
■第 6位……　「酩酊会見」に秘書逮捕、「永田町劇場」は佳境へ……
■第 7位……　オバマ新政権下で、ビッグスリーが相次いで破綻！
■第 8位……　北朝鮮がまたまた、ミサイル発射に核実験！
■第 9位……　「鳩の乱」に「郵便不正」、日本郵政は大揺れ！
■第10位……　WBCで侍ジャパンが2連覇達成！

2009年上半期を象徴する漢字は「恐」

さて、以上のベストテンの結果を踏まえた上で、上半期を象徴する漢字はいったい何？　ガイドが選んだのは「恐」です。近隣国である北朝鮮が、ミサイル発射や核実験を強行する一方、海外では、ビッグスリーが相次いで経営破綻。国内でも、輸出不振の影響でマイナス成長が続き、失業不安が爆発。おまけに、新型インフルまで世界的に大流行と、さまざまな分野で恐怖が渦巻いた半年間でした。ここまで「恐」を極めた以上、来たるべき下半期にはぜひ、「望」を挙げられるよう、失地回復のニュースを期待したい！　心からそう願っています。