中国輸入食品のシェア、20年で約2.3倍に

中国から輸入される食品は、肉、鮮魚、野菜、果物など加工前の食材から、加工食品までさまざまです。そこで、次は中国から輸入される食品全体に目を向けて、どれぐらいの規模なのかを見ていきましょう。

平成19年の貿易統計(財務省)によれば、「食料品及び動物」の輸入相手国として、中国の占める割合は金額ベースで約17.1%。平成17年以降、17%前後で推移していますが、10年程度前は11%前後、20年前の6%台から見ると約2.3倍にもシェアが拡大しています。(図1)。

【図1】


どうやら、中国産の食品は、冷凍食品だけではなく食品全体が拡大しているようです。

中国輸入食品、その内訳は?

みなさんは、中国からの輸入食品というと真っ先に何を思い浮かべるでしょうか。魚、野菜、肉、加工品と、幅広く、多くの品目が挙がりそうですね。では、同じく貿易統計(財務省)から、中国からの輸入食料品の内訳がどうなっているのかを見てみることにしましょう。図2は、2007年に中国から輸入された食料品を、概況品ごとに分け、金額ベースでその比率を示したものです。

【図2】


「魚介類及び同調製品」と「果実及び野菜」がそれぞれ全体の約3分の1を占めています。スーパーの鮮魚コーナーや青果コーナーで目につく「中国産」のラベルから、だいたい想像がつくかと思います。それに「肉類及び同調製品」を加えると、優に8割に達することが分かります。

ところで、このデータを調べているうちにギョーザ中毒事件の臭いをかぎつけました。その背景とは?さっそく次のページへ!