文章:石原 敬子(All About「よくわかる経済」旧ガイド)
誰でも一度は、日経新聞を読みこなしたいと思ったことがあるでしょう。「挫折しない日経新聞の読み方」シリーズをお届けし始めてから2カ月。そろそろ習慣づいてきた方もいるのでは。第4回の最終回は、仕上げに<深読み編>です。

<INDEX>
5つの記事に絞って深読み(1P目)
1面の小さな記事を見落とすな!(2P目)
反対の立場で読んでみる(2P目)
投資家は、他人の動きもチェックせよ(3P目)
経済オンチでもニュースでコミュニケーションができる!(3P目)

5つの記事に絞って深読み

はしご
自分なりの読み方を毎日継続していると、ある日急にステップアップしていることに気づくでしょう。
シリーズを通した目標は、とにかく毎日読み続けること。紙面全部の記事を理解しようと思わないことが、挫折しない最大のポイントです。

はじめは難しいと思っていた日経新聞も、2カ月、3カ月と読み続ける習慣がついてくれば、ある日突然大きな段差を上ったようにクリアになってきます。といっても、まずは自分に近いとか興味のある記事から理解できるようになってくるのが普通です。それを切り口にして、だんだんと読めるようになってくるものです。

日経新聞を読む習慣がついてきたら、次のステップへと読むレベルを上げてみましょう。自分の仕事や生活に関係のある記事や興味のある記事、常識として知っておきたいニュースなどの中から、毎日5つだけに絞って深読みをするのはいかがでしょうか。ポイントは欲張らないことです。「広く浅く」では、今までとあまり変わりはありません。深読みのできる分野をいくつか持てるようになると、経済がおもしろくなってくるのです。

しかし、「常識として知っておきたいニュース」などと言われても、それを選び出すのは難しいかもしれません。そこで、重要でなおかつ速報性のあるニュースを見逃さないテクニックを、次のページでお教えしましょう。