札幌商工会議所がアピールしている、サマータイム効果
(夏期6ヶ月間において、標準時より1時間ないし2時間早めることにより予想される効果)仕事帰りのディナーがゆっくり楽しめる企画 |
(1)経済波及効果
(2)交通安全確保・防犯効果
(3)省エネ効果
(4)北海道PR効果
(5)教育・意識効果
(6)少子化対策
(1)経済波及効果
レジャーおよび観光産業に対する個人消費の増加:2時間の場合871億円、1時間の場合484億円
その経済波及効果:2時間の場合1,165億円、1時間の場合648億円
(2)交通安全確保・防犯効果
アメリカのサマータイム実施では交通事故の負傷者が減少し、事故コスト負担が節約できたとの報告があるそうです。
北海道における犯罪と交通事故の発生の日照との関係を分析できる可能性があると期待されています。
(3)省エネ効果
「地球環境と夏時間を考える国民会議」(H11.5.13)の報告によると、4月~9月までの6カ月において、全国では原油換算で年間50万kl、約260億円(52円/l換算)が節約となる試算である。
北海道において2時間サマータイムを実施した場合、概算で約20.8億円、道民1世帯あたりで830円の節約
(ただし北海道の気候等の特殊事情は考慮していない)
(4)北海道PR効果
札幌証券取引所が世界で一番早く開くことで北海道をPR
「構造改革特区」との組み合わせで、更に効果大
(5)教育・意識効果
学校の先生自らがエネルギー問題やライフスタイルのあり方について勉強し、周囲の意見などに耳を傾けるなどの教育者側への効果
環境教育への独特な取り組みで北海道をPR
環境に対する関心、ボランティア活動、観光地としての情報発信のチャンス
(6)少子化対策
子育てと仕事が両立できる環境づくり
ところがこのサマータイム制、反対意見も数多く語られているようです。次のページでは、反対派の意見と昨年のサマータイム実験のアンケート結果をご紹介します。