「福田ドクトリン」を引き継ぎ、史上初の「親子首相」が誕生!

画像の代替テキスト
「ねじれ国会」でも、「政治とカネ」がまた新たな火種を生む?
写真提供:東京発フリー写真素材集
まずトップバッターは、内閣の「顔」=福田康夫総理大臣。サラリーマンを経て、1990年衆議院議員に初当選。その後、内閣官房長官などを歴任しましたが、2004年、年金未納問題の発覚で辞任。しかし今回、故福田赳夫元首相を父にもつ2世議員は、憲政史上初の「親子首相」を実現しました。

記者会見では「素っ気ない」印象が強い首相ですが、仕事ぶりは「手堅い」との評判。外交問題に造詣が深く、父親が首相時代に発表した「福田ドクトリン」(※)の継承を提唱。一方で、年内には、新首相恒例の「アメリカ詣」へ出向く模様ですが、果たして、懸案のテロ特措法問題で「おみやげ」を持参できる?
※ 日本の東南アジア政策の基本原則として、(1)軍事大国にならず、東南アジアと世界の平和に貢献する、(2)対等の協力者の立場から相互理解の関係をつくる、など。

鳩山法務大臣の再任で、死刑執行が変わる?!

鳩山邦夫法務大臣は、総裁選で所属派閥の「敵方」=麻生氏を支援したにもかかわらず、無事再任。一方、死刑執行に関しては、法務大臣の命令を必要とする現行のしくみに疑義を呈しています。「『この大臣はバンバン執行した、この大臣はしないタイプ』などと分かれるのはおかしい。できるだけ、粛々と行われる方法はないかと考えている」大臣個人の判断で執行命令を下すのは、荷が重過ぎる?

「政治とカネ」の火種は、どこまでくすぶり続ける?

このほか注目されるのが、すっかりお馴染みとなった「政治とカネ」。この問題では、既に前内閣時代、若林正俊農水大臣(政治団体の代表に農水省の補助金を受けている団体のトップが就任など)、鴨下一郎環境大臣(政治資金収支報告書に記載された借入金額に食い違い)、増田寛也総務大臣(県知事時代の選挙費用の記載漏れ)の名が挙がっています。そして、これら再任組に続くのは、福田首相を筆頭に渡海文部科学大臣と石破茂防衛大臣。いずれも、国から補助金を受けたり公共工事を受注したりした企業から寄付金を受領した事実が発覚し、あわてて返金へ……。「身体検査」を徹底すれば、大臣のなり手はいなくなる?

では、今国会で一番注目を浴びる大臣は、一体だれ? → 次のページへ