マンション物件選びのポイント/マンション物件選びのポイント関連情報

チラシ・広告のチェックポイント(1) 中古マンションの広告を読む

中古マンションを買うときも、新築物件と同様に広告のチェックからスタートすることになります。ただ、広告の物件情報には新築の場合とは違う注意点もあるので、正しい情報の読み方をマスターしましょう。

大森 広司

執筆者:大森 広司

マンション入門ガイド

中古マンションはその住戸の所有者である個人が売主となるケースがほとんどです。新築のようなモデルルームはないので、広告などで良さそうな物件を見つけて不動産会社に連絡し、実際の物件を見せてもらうのが一般的です。その物件が希望に合わない場合は、ほかの物件も案内してもらうことができるでしょう。いずれにしろ、スタートは広告などに記載されている物件情報になるので、まずは情報の正しい読み方を知っておく必要があります。

チェックポイント表
中古マンションの物件情報(広告など)に挙げられている項目は、それぞれ上記のようなチェックポイントが必要です。



所在地から周辺環境をイメージする

家族イメージ
物件の周りの環境や駅までの距離などは、実際に歩いて確認するのが一番です!
物件情報から読み取れることは結構たくさんあります。まず所在地はたいてい「○丁目」まで書いてあるので、土地勘のある人なら周辺環境の雰囲気程度は分かるかもしれません。マンション名を見て「ああ、あのマンションか」と分かればさらにイメージしやすくなるはずです。また、マンション名から分譲会社が分かることもあります。


最寄り駅からの分数は歩いてみないと分からない

最寄り駅からの時間は気になるところですが、徒歩○分と書いてある場合は1分が80m換算です。ただし信号待ちの時間や坂道などは考慮に入れられていません。地下鉄などで起点となる出入り口から改札口まで距離がある場合や、逆にマンションの規模が大きくて終点となる地点から希望住戸までさらに数分かかるケースもあり得ます。実際にその分数で着くかどうかは、やはり歩いてみないと分かりません

【関連記事】『80m=1分』本当に測ってる?(住宅購入のノウハウ)


価格や広さ、築年数に関するチェックポイントはどうでしょう?
次ページにて解説していきます!
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます