「住まい」にも家族の変化に対応できる可変性が必要です。
「住まい」にも家族の変化に対応できる可変性が必要です。
最近「住まいの可変性」という言葉を耳にしたことはありませんか?「可変性」は今では大切な住まいの性能のひとつと考えられていますが、家の寿命が延びてきたここ最近特に注目を集めています。

今気に入って住んでいても、住まいにはいずれは生活に合わない部分が出てきます。それは住んでいる家族のライフスタイルが変化するからです。これからは耐久性のある住まいを購入し、大切に長く住む時代がやってきます。それに対応するために必要なものが「住まいの可変性」なのです。これから詳しく見てまいりましょう。

住まいの可変性ってなに?

では「可変性」とは、何を指すのでしょうか。たとえば、家族が増えれば個室を増やし、家族が減れば大きな空間に戻す。設備が古くなり、使い勝手が悪くなったら新しいものに取り換える。その時々で住みやすい家に「変化」できる家、簡単に言ってしまえば「リフォームのしやすさ」のことになります。後ほど触れますが、リフォームしやすい家の条件は、そっくり良い家の条件に読み変えることができます。

なぜ可変性が必要なのか

家族構成やライフスタイルは10年おきくらいに大きな変化が訪れるといわれています。
家族構成やライフスタイルは10年おきくらいに大きな変化が訪れるといわれています。
その家に住むある家族に着目してみましょう。家族のライフスタイルは時間とともに変化し続けます。結婚、出産、子育て、子どもの独立、リタイア……と、家族の人数や生活スタイルは、だいたい10年おきくらいに大きな変化が訪れると言われています。

今は長期優良住宅制度もスタートし、家は長寿化が進みます。家そのものは長持ちするのに、家族の生活に合わない間取りや仕様のままであれば、住みにくくなりいつか手放さざるを得なくなる日が来るでしょう。

反対に、家が間取り変更などのリフォームをしやすい造りになっていて、そこに住む家族が生活しやすいように変えることができるなら、必要な時に手を加えながらその家に長く住み続けることができるでしょう。このように、家が長寿化すると、その家の「可変性」も重要になってくるのです。

もし可変性のない家を買ってしまったら?次のページで可変性のない家の行く末は?を見てみましょう。