読書は最大の自己投資
ビジネスパーソンにとって読書は重要な自己投資 |
本を読む必要性を強く感じていながらも、「時間がない」ことを理由に、読書を放棄していませんか?もっと早く本を読めたら……と思い、いわゆる「速読術」に手を出しては、挫折していませんか?
ビジネスパーソンにとって本を読むことは、非常に重要な自己投資です。本を読むと、過去の経験や叡智を、短時間で学ぶことができます。もちろん、時代や環境は刻々と変化していますから、本に書かれている内容をそのまま、現実のビジネス世界で使うことは、難しいかもしれません。
しかし、本で読んだ内容を、すべて自分で経験しようとすると、膨大な時間がかかります。知ってさえいれば、回避できるリスクも世の中には多いものです。本で得た知識を応用して、新しいビジネスを考案することも、できるかもしれません。みなさんもこのように考えて、本を読むことの価値を再認識してみてはいかがでしょうか。
いわゆる「速読力」はなくても構わない
本を読むのであれば、できるだけ「はやく」読むことが重要です。1冊にかける時間が短ければ短いほど多くの本を読める、という理由もあります。しかしもっと重要なのは、本を読む時間を短縮すると、本から得た知識を、いかに現実のビジネスに応用するか、考える時間を確保することができるからです。ビジネスパーソンにとって重要なのは、後者の方です。
従って、目の動かし方を鍛えたり、頭の回転速度を上げるような、いわゆる「速読術」はマスターしなくても構いません。いわゆる速読術は、文章を「速く」読むことはできても、内容を理解したり、その内容をかみくだいて、現実世界に応用する力を養うことは、難しいからです。
ではどんな読み方をすればよいでしょうか? ビジネスパーソンに必要な「つまみ読み」の方法は次ページへ