名刺で稼げ!そのしかけ
ちなみにこれがガイドの名刺にある似顔絵。文字の配置にもずいぶん工夫してもらいましたが、やはりリアクションが一番あるのは絵に対する反応です。「似てますね!」という話から、初対面の人とでも一気に盛り上がります |
小野
まず、似顔絵ですよね。
――写真でも顔はわかりますよね。なぜ絵なんでしょう?
小野
その人の特徴を強調して絵にするので、見た人が顔を覚えやすいのです。似顔絵どころか、写真すら入っていない名刺が大半ですからね。もったいないですよね。どうせ仕事を頼むのなら、顔を知らない人よりも、顔を知っている人のほうがいいでしょう?
――なるほど!そこですでに稼ぐ仕掛けが!
小野
そうなんです。しかも、似顔絵に扱っている商品などを持たせて、ただの「絵」ではなく、その人の専門性を表現します。All Aboutさんと同じですよ。「その道のプロ」だというイメージを与えます。顔だけでなく上半身や全身のポーズをつけて、仕事への姿勢やお客様へのメッセージを伝えられるようにしたりもするし。
――奥が深いですよね。絵一つに関連付けされるものがたくさんあるのですね。
小野
ふきだしをつけて、似顔絵にセリフを言わせたりもします。自分で言いにくいことを名刺に言わせるのです。「○○で悩んでおられる方がいたらご紹介ください」とかね。
――名刺を見るたびに口説かれているのと同じですね。
小野
そうですよ(笑)実際に会いに行かなくても、会っているのと同じ。 接触回数を増やすのと同じ効果が得られますからね。
――それは、稼いでくれる名刺になりますね~。小売が大企業に勝つ「弱者必勝の経営学」ランチェスター経営で有名な竹田陽一氏に招かれてジョイントセミナーもされたとか。
小野
はい。うちの会社がランチェスター経営に基づいたマネジメントをしているので、そのご縁で。今後、講演活動も精力的に行っていく予定です
――それはそれは。これからのご活躍を、心から楽しみにしています。
ところで、あなたの名刺は稼いでいますか?
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