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目で殺す!アイコンタクトは大切なコミュニケーション

「目で殺す!」と漫画などで見た覚えがある方もいるかもしれませんが、アイコンタクトは日常生活どんな時においても大切なコミュニケーションツールなんですよ。どこに視線を向け、どのように相手を見たら「印象的な目線」になるか探っていきましょう。

執筆者:君塚 由佳

目で殺す!アイコンタクトで相手を自分に惹きつけよう

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「目は口ほどにものを言う」という言葉があります。口下手な人にもできるテクニックなので、口が上手く回らないという人には目で語るアイコンタクトがオススメです!

「私はあなたに興味があります」ということを態度で示すにはどうしたらいいのでしょう?。相手に好意を伝える最初のメッセージは、ずばりアイコンタクトです。

あの人とは、妙に視線が合う。だから、気になる。そんなことから恋が始まることも多いのです。

アイコンタクトはとても重要。だからといって、気になるあの子をじ~っと目力100%で見つめていたら、「何ジロジロ見てるんですか!」と怒られてしまうでしょう。

ガイドである私は、視力が悪いせいもあって、一点を見つめるくせがあったので、「まるで心の裏側を見透かそうとしているみたいで怖い」と言われることがしばしばありました。ただ見つめているだけなのに「怒っているの?」と言われる事も……。それではと、意図的に焦点の合っていない目で見つめてみたら、ものすごく気味が悪いと不評でした。

視線というのは難しいですね。会話をする時には話し手に目線をしっかり合わせておかないと、相手は「この話には興味が無いのかな?」と不安に感じてしまいます。

テレビを見ながら彼女の話を聞いて、「あなた、私の話をちゃんと聞いているの!?」と怒られてしまった男性は多いのではないでしょうか。たとえあなたが「ちゃんと聞いていたよ!」と、彼女の話を正確に再現したとしても、きっと彼女は「いいえ、あなたはちっとも私の話を聞いていなかったわ」と言うでしょう。

なぜならば、「間違いなく、私はあなたに関心を持っている」と証明する一番いい方法は、やはりアイコンタクトだからです。テレビを見ていて、彼女と視線を合わせていないので、「興味が無い」=「聞いていない」と判断されてしまうのです。

逆に言うと、アイコンタクトを使えば「しっかり聞いているよ」と、無言のメッセージを伝えることができるのです。相手は、安心して話すことができ、そしてそんな安心感を与えてくれるあなたに、好意を抱くでしょう。このメッセージをうまく伝えるように練習すればするほど、あなたはそれだけ魅力的な人間として他人の目に映るようになっていきます。

そうしたメッセージの伝え方を、これから一つづつ紹介していきます。

<目次>  

相手の目をまっすぐに見つめる

アイコンタクトの基本は、とにかく、今行っている一切の作業を止めて、話し手の顔を見ること。

海外では人の話を聞くときは、「じっと相手の目を見据えるように!」とよく言われるようですが、日本人は聞き役がそこまでじっと見つめると、たじろいでしまう人が多いようです。それでも、相手が話している間、理想を言えば70%の時間くらいは相手の目を見るようにしたいものです。あなたが相手から頻繁に目をそらしたり、もしくは長い時間を目そらす様なことがあれば、相手は「私の話には興味がないのだな」「この人は、話を聞く気はないのだな」と思ってしまうでしょう。

そして、相手の目を見つめる時に気をつけなければいけない、さらにはこれができていなければ、何もかもが台無しという重要なポイントがあります。それはまっすぐにみつめるということ。

相手の目を見ていても、それが「顎を上げて上から見下ろすように」であれば、威圧的な印象を与えてしまいますし、「背中が丸まっていて下からのぞきこむように」であれば、卑屈な印象になってしまいます。体の中心や頭が右に傾いていたり、逆に左に傾いている状態で見つめられると、覗き込まれるような不快感を覚える人も多いのです。あくまでも「まっすぐみつめる」ことを、意識するようにしてください。

要するに、アイコンタクトなくして、相手に良い印象を与えるのはまず不可能なのです。魅力ある人とみなされるためには、相手が話している時に最高のアイコンタクトを維持できるように心がけなくてはならないことを肝に銘じておきましょう。

基本はしっかりおさえられましたか? それでは、次のページではアイコンタクトの応用編、上級者向きのテクニックを紹介しましょう。

基本は相手をみつめること。だけど、目力が強い人、目が悪くてついつい目を凝らして見つめてしまう人は、「じっと見つめられると顔に穴が開きそう」と言われてしまうかもしれません。

しかし、目の動きを自然に見せられるようになり、しかもあなたの目に「相手をイチコロにしてしまう」ほどの魅せる力を持たせる上級テクニックがあるのです。
 

視線を切り替えて目で最上級の安心感を与える

そのテクニックは、一言で言うと相手の右目・左目・口元と視線をずらしていく方法。あくまでも、相手の顔からは視線を外さずに、だからといって一点を見つめないようにする方法です。

なぜ視線を動かさないこと(つまり、じっと見つめること)がいけないのでしょう。それは、視線が固定されていて、単にみつめているだけにすぎないからです。話し手は、「この人は、確かに私を見ているけれど、ちゃんと話を聞いているのか?実は全然関係ないことを考えているのではないか」と不安に思ってしまうのです。

映画を鑑賞している時に、ロマンチックなシーンに遭遇したら、ぜひ音量を落として俳優と女優の動作、それも視線の動きに集中して見て下さい。女性が男性の目を見つめている時、その視線がゆっくりと動いているのが確認できるでしょう。そうやって女優は相手との親密さをにおわすわけです。この時の二人のアイコンタクトは、お互いの気持ちと感情がどれほど強く結びついているのかを表現しているのです。

視線の移動にさらに付け加えることができるのなら、視線をずらす時にうなずくようにすれば、さらに効果的です。

うなずく、つまり「ふん、ふん」と上下にゆっくりと頭を動かせば、身振りでも「私はあなたの話を理解した」と伝えることがでるのです。これができれば、完璧なまでに相手に安心感を与えることができるでしょう。

きっとあなたのファンが、たくさん増えることうけあいです。ぜひ試してみてください!

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