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結婚式の司会をきっちりこなす!

秋のブライダルシーズン。友人、同僚などに結婚式の司会を頼まれたことはないでしょうか? そこで今回は、結婚式の司会を頼まれたとき、注意したいポイントをご紹介しましょう。

執筆者:立川 亜美

秋のブライダルシーズン。友人、同僚などの結婚式で「司会をお願いできない?」と頼まれたことはないでしょうか? 気持ちとしてはやってあげたいけど、慣れていない堅い宴席ですから躊躇しますね。でも、ご友人の司会は、プロの司会にない温かさもあります。ぜひ、引き受けてあげましょう。そこで今回は、結婚式の司会を頼まれたとき、注意したいポイントをご紹介しましょう。

打合せと準備を念入りに

結婚式
一生に一度の結婚式。でも、あまり上手くやろうとして堅くならないように……。
結婚するご本人も慣れていないし、司会もはじめての経験……。でも結婚式のプロとして会場の方がいますので、必要以上に心配することはありません。困ったときには助けてくれますから。そうは言っても、やはり新郎新婦のためにも、出来る限り心に残る結婚式にしてあげたいものです。

その為にも、しっかりと打合せをすることと、準備を念入りにすることです。プロの司会者の場合は、式場の方からの情報を伺い、一度ないし二度程度、ご本人様と確認の打合せをします。ご友人ならは、何度か時間をかけて打合せをし、当日のイメージを描いておくといいでしょう。

式次第をしっかりと頭に入れておくと、流れが把握できます。当日までにすることとしては、打合せしたことを盛り込んで原稿に落としておくこと。結婚式という席では、使い慣れていない言葉がたくさん出てきますので、あらかじめ練習しておくほうがいいでしょう。式の流れをつかんで、言い回しを練習しておくと、当日も慌てずに進めていくことが出来ると思いますよ。雰囲気を壊すアドリブは言わないように、さりげなく付け加える言葉も、あらかじめ用意しておくほうがいいでしょう。

会場へいったら、まず挨拶

会場へはなるべく余裕を持って早く到着し、まずご両家の方々に挨拶をします。新郎新婦のご両親(ご親族)へ「本日は誠におめでとうございます。私、本日司会をさせていただきます○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします」と、お祝いの言葉も贈りましょう。

そして、新郎新婦のところへ行き、何か変更事項がないかを確認します。前日、当日になって挨拶の方が変わったりする場合もあるからです。事前の準備をしっかりしたおくと、ちょっとした変更なら対応できます。新郎新婦ご本人は、とても気疲れする忙しい1日です。司会を頼まれたのなら彼らを労わって、心配かけないように、不安な顔はみせず。「わかった。大丈夫です」と対応してあげましょう。そして式場の方にも変更点などを確認しておくことも忘れずに。

次のページで、具体的な結婚式の司会のポイントをご紹介します。
3ページ目には、チェックリストがあります。
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