落ち込んでいる同僚にかける言葉・慰め方・励まし方とは

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ふとした相手の態度の変化を見逃さないように意識して注意を向けておくこと


「同僚が仕事で大きなミスをしてしまったようだ」「後輩が本意でない異動になってしまった」……。知り合いや親しい人が落ち込んでいると、どんな言葉をかけたらいいのかと考えてしまいます。そこで今回は、落ち込んでいる相手をラクにする慰め方・励まし方をご紹介しましょう。
 

「わかるよ」と安易に言うのは禁物

励ます前に、相手の落ち込んでいる気持ちをわかることが先決です。ここでは「慰める」という言葉は合わないかもしれません。相手がどんな気持ちでいるのかを察することからはじめます。すぐに「気持ちはわかるよ」と言うのは危険です。相手にしたら「こんなにすぐ、あなたにわかるわけがない!」と反発したくなるでしょう。

相手の気持ちを理解するには「その気持ちわかる、わかる」と安易に言うのではなく、「あなたがとても落ち込んでいることを私は十分にわかっている」と共感することが大切です。落ち込んでいる原因ではなく、相手の気持ちそのものを考えましょう。そのために、まずは相手に呼吸を合わせてみましょう。深い溜息をついていれば自分も深く息をするようにしてみます。そして、相手と目線の高さを合わせます。
 

相手のタイプを知って違った声かけをしよう

落ち込んでいる人を慰め、励ますときには相手によって言葉のかけ方を工夫するとよいでしょう。誰しも気持ちがなえてしまっているときは「誰もわかってくれない」と懐疑的になりがちです。自尊心を傷つけないように気をつけましょう。そして、かける言葉を相手の「タイプ」によって変えてみましょう。人のタイプは、大きく分けて「強がりタイプ」と「自虐タイプ」があります。

■強がりタイプ
他人に落ち込んでいる姿を見せたくない、と思っている人です。しかし、親しい人は「何となくいつもと違う」と気づきます。このタイプはプライドが高い人が多いので、声をかけるタイミングや言葉に十分注意をしましょう。強がっている分、内面はナイーブな人も多いのです。自分の気持ちに気づいてほしいけれど、自分からはなかなか言えないというタイプ、自分もと思い当たる方も多いのではないでしょうか。

■自虐タイプ
自分の評価を必要以上に低く考えてしまう人です。「どうせ私なんか」「僕なんか」という言葉を使い、自分を低く評価しがちです。このタイプの人には、きちんと相手の良いところを伝えることが大切。具体的なよいポイントを挙げると喜ばれます。
 

「強がりタイプ」には話を促すようなあいづちを

日頃からあまり弱みを見せたがらないタイプの人には「大丈夫?」という言葉を使わないようにします。このタイプは「たいしたことはない」という態度を見せがちです。「大変じゃない?」と聞けば、「そうでもないです」と言ってくるでしょう。

しかし、そうした人も内面は不安だったり、心配を抱えていたりします。「自分だけで解決できるのね」と思わず、その気持ちを察してあげましょう。しばらく話を聞きましょう。「そうなんだね」と相手の話を促すようにあいづちを打ちましょう。とりとめもなく話す感じになりますが、そうしているうちに、本音を語ってくれる可能性があります。
 

「自虐タイプ」には長所を具体的に

「自分はダメだから……」と常に自分に低い評価を与えるタイプには、相手の良い点を伝えます。注意点は、具体的なエピソードを交えること。「こんなとき、こんなふうにしていたよね」と相手がその時を思い出せるように話しましょう。抽象的な感想に聞こえると、相手が納得しません。
 
  • 『あのとき、○○○○と処理をしていたのを見てすごいな、と思ったんだ』
  • 『だって、僕だったら(私だったら)とてもできないな、と感心したよ』

といった感じです。信頼している人からの意見であれば、相手も少し見方を変えるかもしれません。「何気なくやっていること、難なくこなしていることが評価されるのだ」と理解できるよう、言葉をかけましょう。
 

声をかけずに寄り添うのも一手

「落ち込んでいるのかな」と感じても、相手が相談してこない場合であればそっとしておくのも手です。心配であれば、一緒にいる時間を増やしてみましょう。そうしているうち、ふと口を開いてくれるかもしれません。気持ちに寄り添うことが一番大切であり、思いやる気持ちがこもった言葉であれば、きっと相手を励ます言葉になるはずです。

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