電話ってこわい?
相手の顔色、目の動き、表情やゼスチャーが見えない電話には細心の注意が必要かも?
面と向かって話すのなら、視線の動きや微妙な表情やしぐさで相手の感情の動きを察することができますが、電話で声だけのコミニケーションで、空気を読むのは難しいものです。また下手なことをうっかり話して、地雷を踏んでしまうことも多いかもしれません。

でも、電話には直接顔を見ずにすむからこそ、本音を引き出せるというメリットもあります。つまり、気をつけるポイントをきちんと押さえておけば、顔をつき合わせて話すときにはできない、電話だからこそできる深いコミニケーションを築けるかもしれないのです!

再確認! 電話をかけるときはどんなとき?


さて、電話をかけるときはどんな時なのか、改めて確認してみましょうか。
「営業でお客さまに商品を買ってもらうとき」「訪問する許可をもらいたいとき」「スケジュールを教えて欲しいとき」など、ビジネスでは誰かに何かをして欲しい時や何かを伝達しなければならない時がほとんどですね。中でも特に、自分が相手に何かをして欲しいときには、大切なポイントがあります。

その前にまず、こんな例で考えてみましょうか。

ある男性が駅で切符を買うために券売機の前に並んで待っていました。やっとのことで自分の番になったときに、列に気づかずに、いきなり目の前に割り込んできた人がいました。さあ、こんな時、あなたならどうしますか?

その男性はこう言ったそうです。「失礼ですが、あなた、お急ぎなのですね」すると、相手は「ごめんなさい! 気付きませんでした」と詫びると、急いで列の後ろに並びなおしたそうなのです。

もしこのとき、いくら自分が正しいからといって「並んでいるんだけど! 」「どこに目をつけてるんだよ! 」などと言っていたら、相手は怒り出していたかもしれません。それを逆ギレと片付けるのは簡単ですが、逆にあなたがうっかり割り込んでしまったほうの立場だったら? 悪気は無いのに、そんな攻められるような言われ方は嫌な気分になりますよね。

このように相手の立場、逆の立場に立ってみるとわかることが案外多いものなのです。このことを踏まえた上で、電話の場合に付いて考えてみましょう。先ほど確認したとおり、電話をかけるときの多くの場面では、「何かをして欲しいときや、何かを伝えなければならない時」なのです。嫌な気分にさせられたあなたのために、相手は何かをしてあげようという気持ちになるでしょうか?

では、具体的にどういったところに気をつけるのがポイントなのか、探っていきましょう。
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