なぎさホテルからランドマーク方向に向かう一体の夜景は、建物の凹凸がポイント。下には光の線路が走っている。 |
地上面には、埋め込まれた蛍光灯の光が二列で規則正しいピッチで続いており、まるで空港の滑走路のようです。一説によると、その昔、ここは赤レンガ倉庫まで鉄道が走っていたらしく、線路を光で再現しているとか。なにか過去から未来へ時間のつながりを感じる場所です。
さて、横を見ると、本当に動く光が見えてきます。現在、新港地区3街区象の鼻パーク予定地と大さん橋国際客船ターミナルの大さん橋ホールの2ヶ所で開催中の「ヒロ・ヤマガタとNASAの世界」という宇宙芸術展の光です。
ヒロ・ヤマガタ氏は、この10年、海外で「宇宙」をテーマとした作品展を展開していますが、今回は2001年NYで展示され、話題となった光の芸術「NGC6093」の作品群に加え新作「ソーラーキューブ」を展示しています。会場の広場では、ダイナミックな光のショーを見ることができます。前ページでご紹介した赤レンガ倉庫とはまったく対照的な光ですね。
色が時間で変わっていき、見ていて飽きません。 |
この形と色から宇宙を想像してみると・・・ |
この展覧会自体は一般1200円と有料ですが、ヒロ・ヤマガタ氏の作品だけであれば、実は、遠めからも見ることができます。だた、その迫力を体感したい方には、近場でしっかり見る事をオススメします。今年の9/28迄やっていますので、是非立ち寄ってみて下さい。