照明・LED/照明・LED関連情報

赤レンガ倉庫のライトアップ術(2ページ目)

今回は、昨年夏にリニューアルした赤レンガ倉庫に行ってきました。みなとみらい地区周辺の情報もお届けします。六本木ヒルズや丸ビルなど新しいビルとは、また違った発見ができるはずです!

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

夜になると、みなとみらい地区は、昼間とはまた違った大人の雰囲気になります。赤レンガ倉庫を後にして、ワールドポーターズや大観覧車の方面に向かって歩いてみましょう。

なぎさホテルからランドマーク方向に向かう一体の夜景は、建物の凹凸がポイント。下には光の線路が走っている。
ゲートの形をしたなぎさホテルが見えてきます。前方正面には、右側からランドマークタワーやクイーンズスクエアなどの高層ビルや大観覧車が広がっています。垂直面に凹凸があると、照明にも動きが出て、より華やかな雰囲気になります。

地上面には、埋め込まれた蛍光灯の光が二列で規則正しいピッチで続いており、まるで空港の滑走路のようです。一説によると、その昔、ここは赤レンガ倉庫まで鉄道が走っていたらしく、線路を光で再現しているとか。なにか過去から未来へ時間のつながりを感じる場所です。


さて、横を見ると、本当に動く光が見えてきます。現在、新港地区3街区象の鼻パーク予定地と大さん橋国際客船ターミナルの大さん橋ホールの2ヶ所で開催中の「ヒロ・ヤマガタとNASAの世界」という宇宙芸術展の光です。

ヒロ・ヤマガタ氏は、この10年、海外で「宇宙」をテーマとした作品展を展開していますが、今回は2001年NYで展示され、話題となった光の芸術「NGC6093」の作品群に加え新作「ソーラーキューブ」を展示しています。会場の広場では、ダイナミックな光のショーを見ることができます。前ページでご紹介した赤レンガ倉庫とはまったく対照的な光ですね。

色が時間で変わっていき、見ていて飽きません。
この形と色から宇宙を想像してみると・・・



この展覧会自体は一般1200円と有料ですが、ヒロ・ヤマガタ氏の作品だけであれば、実は、遠めからも見ることができます。だた、その迫力を体感したい方には、近場でしっかり見る事をオススメします。今年の9/28迄やっていますので、是非立ち寄ってみて下さい。

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